映画【木挽町のあだ討ち】感想レビュー|復讐劇と思ったら違った!笑いと人情が楽しめた

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映画『木挽町のあだ討ち』を観ました。

原作は読んでおらず、ほとんど予備知識なしで鑑賞。

「あだ討ち」というタイトルから、重い復讐劇なのかな?と思っていたんですが、観てみると意外な展開に驚きました。

悲しい場面や切ない場面、思わず笑ってしまう場面もあり、最後にはジーンとくる。前半と後半で物語の見え方も変わり、120分があっという間でした。

時代劇ということで少し躊躇していた私ですが、個人的にはかなり楽しめた作品です。

この記事では、映画『木挽町のあだ討ち』を実際に観た感想を紹介します。

『木挽町のあだ討ち』は予想していた復讐劇とは違った

原作は読んでおらず、ほとんど予備知識なしで観たので、最初は「あだ討ち」というタイトルから、重い復讐劇なのかな?と思っていました。

ところが、観始めてみると、「あっ、そういう展開なのね」と驚かされることに。

単純な仇討ちの話ではなく、前半と後半で物語の見え方が変わっていくので、「次はどうなるんだろう?」と気になりながら観ていました。

こういう展開になるとは思っていなかったので、個人的にはいい意味で予想を裏切られた感じです。

「あだ討ち」という言葉から、もっと重々しい時代劇を想像していたんですが、実際には人情や笑いもあり、思っていたよりずっと観やすい作品でした。

悲しさ、怖さ、笑い、感動……感情が忙しい映画

『木挽町のあだ討ち』を観ていて感じたのは、とにかく感情が忙しい映画だなということ。

悲しくなる場面や切なくなる場面があったかと思えば、「これはちょっと怖い展開になるのかな?」と思わせる場面もあります。

かと思えば、思わずクスッとしてしまうようなコミカルな場面も。

そして、最後にはジーンとくる。

悲しい、怖い、笑う、感動する……と、観ているこちらの感情も次々と動かされました。

重いテーマを扱っているのに、ずっと重苦しいままではないんですよね。

こうした緩急があるからなのか、上映時間は120分ありますが、「もう終わり?」と思うくらい、あっという間に感じました。

総一郎の謎解きが面白い!古畑任三郎を思い出した

物語の中で、個人的に面白いなと思ったのが総一郎の存在です。

森田座を訪れた総一郎は、起きた「あだ討ち」について一つひとつ話を聞きながら、何かを探るように芝居小屋の人たちに質問をしていきます。

この総一郎の姿を見ていると、「なんだか古畑任三郎みたいだな」と思いました。

もちろん、古畑任三郎とは設定も時代もまったく違います。

でも、相手の話を聞きながら少しずつ疑問を拾い、最後に「あれ?」と思っていたことがつながっていく感じが、どこか似ているんですよね。

違うのは、古畑任三郎の場合は犯人が最初から分かっているのに対して、『木挽町のあだ討ち』では観ているこちらも総一郎と一緒に真相を追っていくところ。

「この話には何かあるんじゃないか?」と思いながら観ていると、次々と出てくる話が気になって、自然と引き込まれていきました。

そして、総一郎がたどり着く「あだ討ち」の真相については、もう少し詳しく知りたい方もいると思います。

ラストの真相や、この「あだ討ち」に隠された意味については、こちらの記事で詳しく考察しています。

『木挽町のあだ討ち』ネタバレ考察|ラストの真相とは?結末の意味を解説

重い時代劇が苦手でも楽しめる?

「あだ討ち」というタイトルと時代劇ということで、実は私も最初は少し躊躇していました。

「復讐劇なのかな?」「ずっと重い話だったらどうしよう」と思いながら観始めたんです。

でも、実際に観てみると、思っていたよりずっと観やすい時代劇でした。

切なくなる場面や緊張感のある場面もありますが、クスッと笑えるところや、人と人とのつながりを感じる場面もあります。

最後には悪者が成敗されるので、重いテーマの中にもちょっとした爽快感があるのも良かったですね。

最近の時代劇は、『侍タイムスリッパー』や『身代わり忠臣蔵』のように、笑いやユーモアを取り入れた作品も増えているように感じます。

『木挽町のあだ討ち』も、「時代劇だから難しそう」と構えなくても楽しめる作品だと思いました。

復讐の連鎖を断ち切る物語に感じたこと

この映画を観ていて、もう一つ印象に残ったのが、復讐の連鎖を断ち切ろうとする物語だったことです。

江戸時代の武士にとっては、メンツや立場がとても大きな意味を持っていたでしょうし、出世争いのようなものもあったはず。

時代は違っても、人間関係や立場をめぐる悩みは、今とそれほど変わらないのかもしれません。

ただ、現代に生きる私たちは、少なくとも「死をもって決着をつけなければならない」という時代ではありません。

そう考えると、復讐を繰り返すのではなく、どこかで連鎖を断ち切るという本作のテーマは、現代にも通じるものがあるように感じました。

「あだ討ち」という言葉から始まる物語ですが、観終わってみると、復讐そのものよりも、人が人を思いやる気持ちのほうが心に残る映画でした。

みんなの評判は?

実際に観た人は、『木挽町のあだ討ち』をどんなふうに感じたのでしょうか?Xでは、こんな感想が寄せられていました。

よくある質問(FAQ)

Q1.映画『木挽町のあだ討ち』は面白い?

はい、個人的にはかなり楽しめました。重い復讐劇を想像していましたが、笑える場面や人情、ジーンとくる場面もあり、120分があっという間に感じられる作品です。

Q2.映画『木挽町のあだ討ち』は時代劇が苦手でも楽しめる?

時代劇があまり得意ではない人でも、比較的楽しみやすい作品だと思います。重いテーマを扱いながらも、コミカルな場面や人情味のある展開があり、堅苦しさを感じにくい映画です。

Q3.映画『木挽町のあだ討ち』は原作を読んでいなくても楽しめる?

原作を読んでいなくても楽しめます。私自身、原作未読でほとんど予備知識なしで観ましたが、物語の展開に驚きながら最後まで楽しむことができました。

映画『木挽町のあだ討ち』を観るなら

『木挽町のあだ討ち』は、ラストの真相を知ったうえでもう一度観ると、菊之助や作兵衛、森田座の人々の言葉や行動が違って見えてくる作品です。

「あの場面には、こんな意味があったのか」と気づくところもあるので、もう一度じっくり観たい方は、動画配信サービスでチェックしてみてください。

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※配信状況や料金は変更される場合があります。最新の情報は各動画配信サービス公式サイトでご確認ください。

まとめ

映画『木挽町のあだ討ち』は、「あだ討ち」というタイトルから重い復讐劇を想像していた私にとって、いい意味で予想を裏切ってくれた作品でした。

悲しさや切なさ、緊張感のある展開だけでなく、笑える場面や人情もあり、120分があっという間に感じられる映画でした。

特に、総一郎と一緒に「あだ討ち」の真相を追っていく感覚が面白く、最後には人と人とのつながりや、復讐の連鎖を断ち切ることについても考えさせられました。

時代劇だからと少し構えていましたが、個人的にはかなり満足度の高い作品です。

「重い時代劇はちょっと……」と思っている人にも、一度観てほしい映画です。

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