映画『水は海に向かって流れる』 ラストシーンからのその後

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映画『水は海に向かって流れる』は、「田島列島」原作コミックの映画版です。広瀬すず主演でシェアハウスに暮らすクセのある同居人たちとの日常を描いた作品。

映画【水は海に向かって流れる】のラストシーンとその後について解説します。

今回紹介するのは、下記の4点です。

1.ラストシーン
2.映画『水は海に向かって流れる』ラストシーンの意味
3.その後は?
4.原作コミックと映画版の違い

ラストシーン

👉 ここが、この映画でいちばん大切なポイント

この映画のラストは、二人の「答え」ではなく、距離が縮まりはじめた“瞬間”だけを描いて終わります。

榊千紗(広瀬すず)は、熊沢直達(大西利空)と一緒に母親に会いに行きます。
けれど、再会した母は、家を出た過去を引きずることもなく、淡々と今の生活を送っていました。

その姿を前にして、長い間ひとりで思い詰めてきた自分が、どこか馬鹿らしく思えてしまう。
数年ぶりに言葉を交わし、心に溜まっていたモヤモヤが少しずつほどけていく中で、榊さんは「前に進む」ことを決意します。

直達が学校に行っている隙に、シェアハウスを出る準備を始める榊さん。
しかしそのことを知った直達は、帰り道で彼女の姿を見つけ、必死に追いかけます。

なかなか声をかけられずにいた直達ですが、意を決して榊さんを呼び止め、
自分の気持ち——「好きだ」という想いを、まっすぐに伝えます。

突然の告白に、榊さんは一瞬、言葉に詰まったような表情を見せますが、
彼女らしく返した言葉は、

「バッカじゃないの」

この一言に、観ている側としては
「え、これって……もしかして?」
と、二人のこれからを期待してしまうのですが…映画は、ここで幕を閉じます。

はっきりとした答えは描かれない。
だからこそ、このラストは強く印象に残ります。

含みを生む“雨と傘”の演出

公式ポストでも語られているように、このラストシーンでは雨と傘の演出が印象的に使われています。

暗く重たい雨から、やがてやわらかな天気雨へと変わっていく空模様。
雨音の強さや、傘をさすときの音の変化など、細かな演出が丁寧に描かれていました。

これらは単なる天候の描写ではなく、榊さんの心情の変化や、直達との心の距離感を表しているようにも感じられます。

ラストで直達が告白する場面でも、二人の距離はまだ完全には縮まっていません。
しかし、雨がやわらいでいく空気の中で、二人の関係が少し前に進み始めた瞬間が静かに描かれています。

言葉で明確な答えを出さないからこそ、観る側に想像の余白を残す。
この“雨と傘”の演出もまた、『水は海に向かって流れる』という作品らしい、静かな余韻を生むラストシーンになっていると感じました。

映画『水は海に向かって流れる』ラストシーンの意味

👉 榊さんの「バッカじゃないの」は、本当の拒絶ではありません。

直達の突然の告白に対して、榊さんは
「バッカじゃないの」と返します。

一見すると冷たい言葉にも聞こえますが、
これまでの榊さんの性格を考えると、完全な拒絶とは思えません。

むしろ、突然の告白に対する照れや戸惑いが混ざった言葉のようにも感じられます。

映画では、その後の二人の関係は描かれていません。
しかし、雨が弱まり、天気雨へと変わっていく演出からも、
二人の関係が少し前に進み始めた瞬間を表しているように見えます。

はっきりとした答えを示さず、観る側に余白を残す。
このラストシーンの演出こそが、
『水は海に向かって流れる』という作品の静かな魅力なのかもしれません。

その後は?

👉 映画では描かれなかった二人の“その後”は、原作コミックで読むことができます。

当然ですが、ラストシーンのあと、二人がどうなったのか気になりますよね。
映画版では、直達の告白のあと、関係がどうなるのか分からないままで終わりました。

しかし原作コミックでは、その後の二人の関係が描かれています。

榊さんがシェアハウスを出てから1年後
直達はカボチャを持って榊さんの家を訪ねてきます。

榊さんは「帰りなさい」と言いますが、直達は聞き入れません。
榊さんへの想いは、1年経っても変わっていなかったのです。

そんな直達の真っ直ぐな気持ちに、榊さんもついに向き合うことになります。

そして――
榊さんは直達の気持ちを受け入れ、二人は付き合うことに。

コミックでは、二人が同居している様子が描かれて物語は終わります。

映画では余白を残したラストでしたが、
原作ではしっかりと“ハッピーエンド”が描かれているのが印象的でした😊

原作コミックと映画版の違い

👉 映画版では、物語の視点が大きく変わっています。

ラストシーンの違いは前述の通りですが、もう一つ大きな違いがあります。
それは物語を描く“視点”です。

原作コミックでは、物語はどちらかと言えば
熊沢直達(大西利空)寄りの視点で描かれていました。

一方、映画版では
榊千紗(広瀬すず)の心情を中心に物語が進みます。

この変更には、主演が広瀬すずさんであることも大きく関係しているのではないでしょうか。

広瀬すずさんは知名度・存在感ともに高い俳優です。
そのため、榊さんの視点で物語を描くことで、より感情移入しやすい構成にしたとも考えられます。

また、直達役の大西利空さんも近年ドラマや映画への出演が増えており、今後が楽しみな若手俳優の一人です。

私が印象に残っているのは、TBSドラマ
『さよならマエストロ』での出演でした。

もう一つの小さな違い

実は、登場人物の設定にも少し違いがあります。

シェアハウスの住人である大学教授
成瀬賢三(生瀬勝久)

女装の占い師
泉谷颯(戸塚純貴)

そして榊さんの父
榊謹悟(勝村政信)

この3人は、原作コミックでは下の名前が設定されていませんでした。

映画化にあたり、キャラクター設定が少し広げられているのも興味深いポイントです。

原作コミックは全3巻で完結しています📚

映画だけでも十分に楽しめますが、原作を読むと
登場人物の細かなニュアンスや感情の流れがより分かります。

映画を観て気になった方は、
原作コミックを読んでみるのもおすすめです。

以上が、映画【水は海に向かって流れる】のラストシーンからのその後でした。

あらぁ~? そんな感じで終わったのかぁ
ん~もう1度見てみたいなぁ…

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印象に残ったセリフ・シーン

本編では原作コミックと比べると、説明口調なセリフに感じるところもありましたが、人物の心の声を細かく表現してくれてるので理解度が高まりました。

「カレーじゃないんだ、、」 

カレーを作った時、生たまごを落として食べさせて『美味しい』と言った直達でしたが、カレーでは無く、生たまごのアレンジに対してでした。ボソッと榊さんが小声で呟くのが何ともコミカルでした。

榊さんは、自分の怒りを鎮める行為として、時に乱暴に大胆に料理を作る時があります。初めて、直達に会った時に作ったポトラッチも直達は肉の素材の旨さを褒めてました。

「怒ってもしょうがないことばかりだけど、怒らないのは許してるのと同じよ」

母に怒っても仕方ないと思っていたが、それじゃ許しているみたいになる。やっぱり、口に出して言うべきことは言わないと相手に伝わらないと吐きます。

母に対する思いに蓋をして生きてきた榊さん。自分を捨てたことへの怒りや辛さ、寂しい感情を持ち続けてきた。それなのに、悪びれることのない母を前にすると黙っていられませんでした。

母に会いに行く前に直達は、「何も無かったように暮らしたい」と言う榊さんに泣きながら思いのたけをぶちまけます。「俺は怒りたい。その、おばちゃんに」。

榊さんもそんな直達をみて「怒っていいよ」と声を掛ける。この気持ちが、後に母に向けられることになります。

私、恋愛しないので

榊さんは、母親の立場を捨て、女として生きていくことを選んだ母への憎みの変換として、恋愛しないと決めて生きてきた。

10年ぶりに母に対すると、怒りがわいてきた。それでも、謝罪して欲しい訳でもなかった。ただ、今を生きてる母を見てると恋愛しないと決めて生きてきた自分がバカらしく思ってしまった。

この再会をきっかけに、止まっていた彼女の時間が動き出すことになります。

「ばっかじゃないの、、」

榊さんがシェアハウスから出て行くと知って学校を飛び出す。川岸を歩いてるのを見つけて川に下って声を掛けようとするが…声を掛けれません。橋のところで追い付きます。二人の約束を忘れないと語る直達に優しく微笑む。

「自由にしたらいい」と言われても「終わらない」と誓う直達。やっと、好きだと思いも伝えれたが…榊さんのちょっとテレた感じで「ばっかじゃないの」と。年齢差や親同士の関係もあるけど、言ってくれて嬉しかったと思います。私も嬉しかった(笑)

みんなの評判は?

原作コミックは、3巻で完結しているので読み返す人も多かったですね。映画を見ると原作の方も気になってしまいますね。

よくある質問(FAQ)

👉 『水は海に向かって流れる』のラストについて、よくある疑問をまとめました。

Q1.榊さんと直達は結局どうなった?

映画では明確な結末は描かれていません。
しかしラストシーンのやり取りや演出から、二人の距離が縮まり始めた瞬間が描かれていると考えられます。

原作コミックでは、その後二人は付き合い、同居する関係になります。

Q2.ラストシーンの「バッカじゃないの」の意味は?

榊さんのこの言葉は、単なる拒絶ではなく、照れや戸惑いが混ざった表現と受け取れます。

これまでの性格や関係性を踏まえると、直達の想いを完全に否定しているわけではなく、素直になれない気持ちが表れているシーンとも言えるでしょう。

Q3.原作と映画で結末は違う?

はい、異なります。

映画はあえて結末を明確に描かず、余白を残した終わり方になっています。
一方で原作コミックでは、二人が付き合い同居するところまで描かれており、はっきりとしたハッピーエンドになっています。

まとめ

映画【水は海に向かって流れる】のラストシーンとその後について解説しました。

今回紹介したのは、下記の「4点」です。

1.ラストシーン
2.映画『水は海に向かって流れる』ラストシーンの意味
3.その後は?
4.原作コミックと映画版の違い

映画のラストをどう受け取ったか、ぜひもう一度シーンを思い出してみてください。

あらぁ~? そんな感じで終わったのかぁ
ん~もう1度見てみたいなぁ…

というあなた…!

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