映画【沈黙の艦隊 北極海大海戦】感想レビュー|海江田の信念と圧巻の潜水艦戦に引き込まれた

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Amazon Prime Videoで配信された映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』を視聴しました。

前作に続き、海江田四郎率いる「やまと」が世界を揺るがす存在として描かれる本作。

大きく分けると、

  • 潜水艦同士の緊張感あふれる戦闘パート
  • 国家や平和を問う政治ドラマ

の二つが軸になっています。

迫力ある海戦シーンを楽しみながらも、「国家とは何か」「平和とは何か」を考えさせられる作品でした。

今回は50代映画ファンの視点から、良かった点や気になった点を含めて感想レビューをお届けします。

映画【沈黙の艦隊 北極海大海戦】の感想【結論】

Prime Videoで観始めたら、最後まで一気に見てしまいました。

潜水艦映画ならではの緊張感重厚な政治ドラマが見事に融合しています。

特に海江田四郎という人物のカリスマ性は健在で、彼を信頼するクルーたちとの関係性にも引き込まれました。

一方で、「やまと」を中心とした国家構想には現実との距離を感じる部分もあり、観る人によって評価が分かれるかもしれません。

約2時間ちょっとの作品ですが、長さを感じることなく最後まで楽しめました。

海江田四郎とクルーたちの信頼関係が素晴らしい

本作で最も印象に残ったのは、海江田四郎とクルーたちの関係です。

狭い潜水艦の艦内で、常に極限状態に置かれながらも冷静に任務を遂行する乗組員たち。

その姿を見ていると、海江田がどれだけ信頼されているのかが伝わってきます。

命がけの判断を下す海江田。

そして迷うことなく従うクルー。

単なる上司と部下ではなく、同じ目的を持つ仲間のように見えました。

大沢たかおさんの存在感も抜群で、「やまと」の艦長としての説得力を十分に感じさせてくれます。

戦闘シーンを彩るクラシック音楽も印象的だった

本作で意外に印象に残ったのが音楽の使い方です。

激しい潜水艦戦が繰り広げられる一方で、海中にはモーツァルトの交響曲が響き渡ります。

普通なら緊迫感を高めるBGMが使われそうな場面ですが、あえてクラシック音楽を重ねることで独特の雰囲気が生まれていました。

力強さと優雅さ。

冷静さと大胆さ。

まるで海江田四郎そのものを表現しているようにも感じます。

この演出はシリーズならではの魅力であり、単なる軍事アクション映画とは一線を画す要素だと思いました。

潜水艦戦の緊張感はシリーズ屈指

潜水艦映画の醍醐味は、敵が見えないことです。

本作でもソナーが拾う音だけを頼りに敵を探知し、艦を操る緊張感が見事に描かれていました。

魚雷が迫る場面では思わず息をのみます。

個人的には、この「見えない敵」との戦いが一番面白かったです。

操舵員たちが限られた情報だけで巨大な潜水艦を自在に動かしていく姿も見どころの一つです。

NY沖での米艦隊との対決は圧巻だった

特に印象に残ったのが、NY沖に集結した40隻以上の米艦隊と「やまと」の対峙です。

無数の魚雷が発射される中、「やまと」は巧みな操艦技術でそれらを回避していきます。

さらに海江田たちは敵艦を沈めるのではなく、アクティブソナーを活用して「撃沈された」と認識させる戦術を選択します。

相手を破壊することよりも、自らの意思と能力を示して戦いを終わらせようとする姿勢は、海江田らしい戦い方だと感じました。

軍事力では圧倒的に不利なはずなのに、気付けば海江田が主導権を握っている。この展開はかなり面白かったです。

魚雷を撃ち合うだけの戦いではなく、「力の使い方」を見せる場面だったように思います。

CGとVFXを活かした海戦シーンが見応え十分

本作はCGやVFXの完成度も高く、海戦シーンの迫力は圧巻でした。

「これ本当に邦画?」と思うような場面もあり、スケール感では海外作品にも引けを取らない印象です。

特に潜水艦の巨大さや海上戦闘の描写は映画の世界観を支える重要な要素になっていました。

このメイキング映像を見ると、映像の迫力がCGだけで作られたものではなく、制作陣の細かなこだわりによって支えられていることがよく分かります。

政治ドラマ中心の作品でありながら、映像だけでも十分楽しめる作品だと思います。

政治パートは現代だからこそ考えさせられる

本作は戦闘だけではなく、政治家たちの駆け引きも大きな見どころです。

作中には信念を持って行動する政治家たちが登場します。

その姿を見ていると、つい現実の政治や国際情勢と重ね合わせてしまいました。

原作が描かれた時代から年月が経った今でも、世界は決して平穏とは言えません。

原作が描かれた頃から何十年も経っていますが、世界はあまり変わっていないのかもしれません。

一方で、「やまと」を中心とした国家構想には現実離れした印象も受けました。

人種や宗教、各国の価値観や利害関係を考えると簡単に成立するものではないでしょう。

しかし、その理想論とも言える発想があるからこそ、観終わった後に、「国家って何だろう?」と少し考えてしまいました。

ラストの意味や「やまと国家構想」についてさらに深く知りたい方は、考察記事もあわせてご覧ください。

映画【沈黙の艦隊 北極海大海戦】考察記事はこちら

みんなの評判は?

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』はSNSでも高評価の声が多く見られました。

私も海江田の存在感や潜水艦戦の緊張感には引き込まれました。SNSでも同じような感想が多く、シリーズファンからの評価も高いです。

よくある質問(FAQ)

Q1. 前作を観ていなくても楽しめますか?

A. 単体でも楽しめますが、前作を観ておくと人物関係や政治背景がより理解しやすくなります。

Q2. 本作の最大の見どころは何ですか?

A. 海江田率いる「やまと」と米艦隊との駆け引き、そして潜水艦戦の緊張感です。

Q3. アクション映画としても楽しめますか?

A. はい。CGやVFXを活用した海戦シーンは迫力十分です。

『沈黙の艦隊』を観るならこちら

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』を観て、

「前作も見返したくなった」

「原作も読んでみたい」

と思った方も多いのではないでしょうか。

本作はアクション映画として楽しめるだけでなく、海江田四郎の思想や「やまと」が目指した世界について考えさせられる作品でもあります。

まだ視聴していない方や、もう一度じっくり観たい方はぜひチェックしてみてください。

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まとめ

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、潜水艦アクションと政治ドラマを高いレベルで両立した作品でした。

海江田四郎のカリスマ性、クルーたちとの信頼関係、そして息をのむ潜水艦戦。

さらに国家や平和について考えさせるテーマ性も魅力です。

正直、最初は潜水艦アクションを楽しむつもりで観ました。

ところが観終わってみると、海江田が目指した世界や国家のあり方について考えている自分がいました。

現実には難しい話も多いのですが、それでも最後まで見届けたくなる。

『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は、そんな不思議な魅力を持った作品だったと思います。

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