映画【君の名は。】3つの伏線とは?三葉と瀧の時間のズレ・宮水家の謎を解説

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映画【君の名は。】は、2016年公開の新海誠監督による長編アニメ作品です。
一度観ただけでは気づきにくい伏線も多く、あとから意味がつながる場面もあります。
今回は、映画【君の名は。】で気になりやすい伏線や疑問点を3つに絞って整理します。

今回紹介するのは、下記の3点です。

1.三葉と瀧の入れ替わり 年と日付の違い
2.宮水神社の歴史と宮水家の秘めた力
3.大彗星により悲劇から

三葉と瀧の入れ替わり 年と日付の違い

離れた場所に住む三葉と瀧は、お互いの身体が入れ替わったところから本編が始まります。

3年と3日のズレ

2016年の「9月2日の月曜日」高校2年生の立花瀧(たちばなたき)は、同級生の宮水三葉(みやみずみつは)と初めてお互いの身体の入れ替わりがあります。

朝、目覚めると女性の身体になった瀧。まず最初にした事は、「ある物」を確かめる事でした。ある種、男の憧れでもある行為でしたね。

もう一人、高校2年生の宮水三葉(みやみずみつは)も立花瀧の身体に入れ替わって目覚める。戸惑う二人は、分からないまま1日を過ごして眠ると元の身体に戻りました。

この入れ替わりはその後も何度か起こりますが、実は同じ時間を生きていたわけではありません。
二人の間には3年のズレがあり、不定期に入れ替わる中で互いにメモを残しながら日常を乗り越えていくことになります。

そして、同時期と思われた二人の入れ替わり。実は三葉の最初の入れ替わりは2013年の「9月5日の月曜日」で瀧とは3年違いだった事が後に三葉を救う事に繋がります。

3年のズレが引き起こす三葉の悲哀

ある時、瀧と連絡を取りたくて三葉が東京に会いに来ますが、その時の瀧はまだ中学生でした。
(瀧が入れ替わるのは3年後の2016年なので、この時には三葉の事を知りません。)

偶然に見つけて電車内で勇気を振り絞って瀧に声を掛けるも…自分の事を忘れてる?
瀧の反応に悲しさがこみ上げます。見てるこちらも切なくなるシーンでしたね。

別れ際に瀧へ組紐を渡せたことが、後に二人をつなぐ大きな伏線になっていきます。

宮水神社の歴史と宮水家の秘めた能力

三葉の実家は、糸守町に古くからある宮水神社。そこで学生ながらに巫女もしている。

宮水家には、代々「奉納の舞」、「口嚙み酒」、「組紐(クミヒモ)」といった伝統を継承しています。

宮水神社

宮水家では、土地の神様とあらゆる物や行為が「ムスビ」によって結ばれていると考えられています。
「口噛み酒」や「組紐」も、その考え方を受け継ぐ大切な習わしです。

妹の四葉と共に巫女として「奉納の舞」を舞い、「ムスビ」として1000年の歴史が刻まれた「組紐」を編み、お米を噛んで吐いて発酵させた「口噛み酒」を作り、御神体に奉納する。

御神体のある場所は、あの世とこの世をつなぐ幽世(カクリヨ)とされ、この場所での出来事が後半の大きな伏線回収につながっていきます。そこから帰るには、「二人の半分と言われる口嚙み酒」を奉納しなければいけなかった。

宮水家

三葉の母・二葉は病死。婿養子の夫は妻の死をきっかけに宮水家から離れる事に。祖母の一葉に姉妹は育てられます。

一葉から代々継承される話の中で、かつては一葉自身も入れ替わった遠い記憶がある事を聞く。
母も同じような入れ替わりを経験していたことが示されており、この不思議な力が宮水家の歴史と彗星の出来事につながっていることがわかります。

大彗星により悲劇から

宮水神社の御神体がある場所は、ある山頂に出来たクレーターの真ん中にあります。そこに瀧が三葉を探しにやって来ます。岩壁には、過去に彗星が落下したことを記す様子が描かれていました。

そこは、1200年前に地球へ接近したティアマト彗星が分裂し、落下した跡地だったのです。

町では約200年前の火事によって、彗星被害に関する書物も失われていました。
そのため宮水神社の演舞や口噛み酒といった儀式だけが、形を変えて受け継がれてきたのです。

実は、この悲劇から糸守町の人々を守るために代々の宮水家に入れ替わりも関係していました。

一葉自身は詳しい記憶を覚えていませんが、三葉の母にもかつて入れ替わりの経験があったことが示されています。

以上が、「君の名は。」の伏線・疑問点についてでした。

あれっ…? そんな伏線あったかな?
ん~もう1度見てみたいなぁ…

そう思った方も多いのではないでしょうか。

もう一度『君の名は。』を観ると、
三葉と瀧の時間のズレや宮水家に残された意味が
これまでとは少し違って見えてくるかもしれません。

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総合評価&あらすじ

君の名は。」のあらすじ

1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。

シネマトゥデイ

みんなの評判は?

伏線や時間のズレに気づいたあとで見返すと、印象が変わったという声も多く見られます。

初めて観た時は感動が強かったけど、2回目で細かい伏線がかなり見えてきた。
組紐や口噛み酒の意味までつながるのがすごい。

三葉と瀧が同じ時間じゃなかったと気づいた場面は何度観ても鳥肌。
あそこから一気に見え方が変わる。

知ったあとに観ると、

最初の何気ない会話まで全部意味があるように感じる。

『君の名は。』は何度も観たくなる作品。

こんな人にオススメ

『君の名は。』が気に入った方には、同じ新海誠監督作品の
『天気の子』や『すずめの戸締まり』もおすすめです。

どの作品も「時間」「距離」「誰かを想う気持ち」が丁寧に描かれていて、
映像の美しさと余韻の残る物語に共通した魅力があります。

『君の名は。』で描かれた伏線や時間のつながりが印象に残った方は、
他の作品でも新海誠監督らしい世界観を楽しめると思います。

よくある質問(FAQ)

Q1. 三葉と瀧はなぜ3年ずれていたのですか?

二人の入れ替わりは同じ時間で起きていたわけではなく、三葉は2013年、瀧は2016年を生きていました。
この3年のズレが後半で三葉を救う重要な伏線になっています。

Q2. 宮水家の入れ替わりは三葉だけなのですか?

作中では、祖母の一葉や三葉の母にも過去に入れ替わりの経験があったことが示されています。
詳しい記憶は残っていませんが、宮水家に代々受け継がれてきた不思議な力と考えられています。

まとめ

映画【君の名は。】には、時間のズレや宮水家の歴史など、後から意味がつながる伏線がいくつも描かれています。
今回整理したポイントは次の3つです。

1.三葉と瀧の入れ替わり 年と日付の違い
2.宮水神社の歴史と宮水家の秘めた力
3.大彗星により悲劇から

見返すたびに新しい発見があるのも、『君の名は。』の魅力のひとつですね。

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もう一度『君の名は。』を観ると
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