映画【花まんま】には、鈴木亮平さんや有村架純さん、鈴鹿央士さんら出演者の熱い想いと、監督やスタッフの工夫が詰まった裏話が満載。自然体な兄妹像を生む現場の空気感や、役作りに込めた想いを知れば、きっともう一度本編を観たくなると思います。
映画【花まんま】の撮影秘話について解説します。
今回紹介するのは、下記の「4点」です。
1.鈴木亮平さんの撮影秘話とは?
2.有村架純さんの撮影秘話とは?
3.鈴鹿央士さんの撮影秘話とは?
4.前田哲監督の撮影秘話とは?
鈴木亮平さんの撮影秘話とは?
配役が決まった時の感想
鈴木亮平さんは『花まんま』で演じる俊樹について「大阪が舞台なので自分の言葉で自然体で演じたい」と思ったと語ります。
実際に妹がいることも役と重なり、兄としての気持ちを素直に込められたそうです。また、自身が“昭和・平成・令和の価値観が交わる世代”であることも役作りに影響。
妹の結婚を気にかけながらも、恋人から「フミ子さんを僕にください」と言われ「昭和か、君は」と返す場面には、兄としての葛藤とユーモアが滲んでいると思ったそうです。
有村架純さんの印象
有村架純さんについて「可憐な印象に加え、凛とした芯の強さを持つ方」と語ります。
実際に会ってみてもその印象は変わらず、隙がないのではなく自然体でいながらも立ち居振る舞いが美しく、揺るがない姿勢に感銘を受けたそうです。
女優としてだけでなく、生き方そのものが美しいと感じさせる有村さんも流石ですね。その魅力は、作品にもしっかりと反映されていて、観る人を惹きつけていました。勿論、私も(笑)
前田哲監督の印象
監督の話される言葉がコテコテの関西弁だった…と。演技の方もあまりにコテコテでやるとリアルさがなくなるので、誰が見ても自然体と思える関西の兄妹にしたかったそうです。
関西人にも様々なタイプがあり、フミ子のように普通で大人しい人も多いからこそ、幅広い関西人像を表現を意識したとか。
また撮影現場では、前田監督の“面白くないボケ”に主演としてツッコミを入れるのが自分の役目だと感じていたとか(笑) LINEグループでも監督のボケに反応しているのは鈴木さんとウイカさんだけだそうで、現場の和やかな雰囲気が伝わるエピソード。
有村架純さんの撮影秘話とは?
フミ子の役柄は…
有村架純さんは演じたフミ子について「他人の記憶が自分に宿る」という輪廻転生的な要素を持つ、これまでにない役柄だったと語ります。
フミ子にとってそれは特別ではなく日常であり、その中で自分自身を見失わないよう必死に踏ん張っているのだ捉えていたとか。
兄やんとの喧嘩で「私は私や!」と叫ぶシーンも、他の人格に侵食されまいとする強い意志の表れだと解釈したそうです。
ファンタジー要素と人間のリアルな葛藤が同居する役どころに、有村さんの新しい魅力が詰まっていました。
鈴木亮平さんの印象
共演した鈴木亮平さんについて「今回が一番リラックスした自然体の姿だったかもしれない」と語ります。
普段はストイックに役へ挑む亮平さんですが、地元・関西で関西弁を使えたことが大きく、気負わず撮影できたと言っていたそうです。
現場では「亮平さん」や「兄やん」と呼び合い、本番以外でも常に一緒に過ごしていたとか。
役の兄妹さながらの距離感が築かれていたことが画面でも伝わり、温かな兄妹像にも繋がっているんだと感じられました。
兄やんのスピーチ
披露宴シーンを振り返り、「兄やんのスピーチで、本来は存在しないはずの思い出を実感できたのがとても不思議だった」と語ります。
実はこのスピーチ、鈴木亮平さんが前田監督やプロデューサーと共に台本をブラッシュアップし、撮影を通して感じた兄としての思いを盛り込んだ特別な内容でした。
撮影中の有村さんにとってはサプライズ的な部分もありましたが、それが兄妹の時間をさらにリアルに感じさせ、自然と役に入り込むことができたといいます。
監督が「軽くテストしたらすぐ本番」と提案し、フミ子の寄りカットを最初に撮ったことも大きな助けになり、泣こうと意識せずとも、カメラが回るたびに自然に涙があふれてしまったそうです。
このエピソードを知ると、兄やんのスピーチシーンがあんなに感動したのが分かりますね。ホントの結婚式みたいでしたから。
鈴鹿央士さんの撮影秘話とは?
役作りは…
原作では最後に少ししか描かれない太郎というキャラクターですが、映画では脚本家の北さんが太郎に限らずで細かなバックグラウンドを膨らませてくれたそうです。
両親の人物像や学生時代の卒論の内容、さらにはフミ子との初デートが焼き鳥屋だったことまで細かい裏設定が用意されていて、鶏を食べながらカラスの話を熱弁するというユニークな一面も。
その設定を知ることで、太郎が「人を優しく見つめ、わからないこともまず受け止められる器を持つ人」としてより立体的に感じられるようになったそうです。
鈴木さんと有村さん
撮影現場で鈴木亮平さんや有村架純さんと芝居をする中で、その空気感に圧倒され、「こうなりたい」と強く思ったそうです。
自分が台本を全力で理解したつもりでも、人生経験豊富なお二人からすると半分程度の理解にすぎないのかもしれない、と感じたとのこと。
結婚や人生の出来事を実際に経験してきた人と比べると、お芝居に対する見え方や感じ方が違うのだろう、と考えさせられたそうです。
だからこそ「お二人は台本をどう読んで、何を見ているのか」がとても気になったといいます。そして、自分も年を重ねてからこの作品をもう一度見返したいし、台本を再び読みたいと思ったのだとか。
人生経験で受け取るものが変わる作品だからこそ、今の自分にできる全力を出し切ろうと臨んでいた、と語っています。
本編を観て
これまで自分の演技ばかり気になって出演作を観ても泣いたことはなかったそうですが、今回の『花まんま』だけは違ったとのこと。
完成版を観ながら何度も涙があふれ、「本当にこの作品に携われて良かった」と心から思えたそうです。粗探しではなく、ただ物語に感動して泣けたのは初めてで、それほど特別な体験だったと語っています。
そして「できるだけ多くの人に観てほしい」と強く願う作品になったそうです。俳優自身がここまで心を揺さぶられた映画なら、観る側にとっても忘れられない一本になるはずですね。
前田哲監督の撮影秘話とは?
映画化に向けて
監督はもともと朱川湊人さんの小説が好きで、直木賞受賞作「花まんま」を読んだ時、その世界観に深い共感を覚え「どうしても映画化したい」と強く願ったそうです。
実は2008年公開の『ブタがいた教室』の頃から企画が動いていたものの、一度は頓挫し、映像化の権利も他社に渡ってしまい、長らく失意の時期を過ごしたといいます。
しかし2019年頃に再び権利が空いたことを知り、チャンスを掴んで東映と共にゼロから企画を再始動。原作がほぼ子ども時代で終わるのに対し、映画版では「フミ子の大人の物語」をオリジナルで描くことに挑みました。
監督は「フミ子と繁田家の皆さんとのつながりは途切れていなかったはず」と考え、彼女の中に両家族が生きている姿を表現したいと構想。
その熱意をプロデューサーの須藤泰司さんがプロットにまとめ、コロナ禍の3年をかけて練り上げた脚本で映画化が実現しました。まさに、原作への愛と執念が実を結んだ作品なんですね。
キャスティング
今作のキャスティングを考える中で「兄・俊樹は鈴木亮平さんしかいない」と強く思ったそうです。
派手な役や難役で知られる鈴木さんですが、実は「大阪のどこにでもいそうな自然体の兄やん」を演じる姿は見たことがなく、それを表現できるのは亮平さんしかいないと確信したとのこと。
そして妹役には、兄妹の組み合わせの自然さが何より大切だと考え、美しさだけでなく芯の強さを持ち、関西弁も話せる有村架純さんが浮かび上がったそうです。
初共演の新鮮さも相まって、兄妹としてのリアルな存在感を作り出すことに成功。監督は「亮平さんと有村さんだからこそ、この映画が成立した」と語り、今では他の誰も考えられないほどの理想的なキャスティングだったと振り返っています。
その他のキャスティングは?
映画『花まんま』の魅力を語るうえで欠かせないのが豪華で絶妙なキャスティング。オール阪神・巨人さんの出演は須藤プロデューサーのアイデアから生まれたもので、監督も「ぴったり!」と即決したそうです。
繁田家を支える酒向芳さん、キムラ緑子さん、六角精児さんは本当の家族のようで、特に娘を亡くした父を演じる酒向さんの憔悴ぶりには胸を打たれたそうです。元々、細いのに役作りで10キロ近く痩せたとか。
さらに、駒子役のファーストサマーウイカさんは監督が一目で「駒子そのもの」と感じたほど自然体でした。兄やんとの絡みも”新喜劇”のような絶妙なやり取りでニヤニヤしてしまいました。
太郎役の鈴鹿央士さんも“カラスと会話できる研究者”というユニークな設定を違和感なく体現しました。天然さと優しさをあわせ持つ彼だからこそ成立した役柄で、作品の世界観をぐっと広げていまると納得の様子。
どのキャストもイメージに『ピッタリ!』でしたね。だからこそ、本編に集中出来たんだと思います。
以上が、映画【花まんま】の撮影秘話でした。

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こんな人にオススメ
泣ける映画を探している人にオススメ
ラストの結婚式や披露宴のシーンが良かったです。特に兄やん役の鈴木亮平さんの素のようなスピーチが素晴らしくて自然と涙があふれます。
普段は素直になれない兄が、妹の幸せを心から願う姿に胸を打たれるはずです。「泣きたい」と思っている人に強くオススメできる感動作です。泣いてスッキリして下さい。
家族の絆を大切にしたい人にオススメ
兄妹のやり取りや家族の愛情があふれる本作は、家族との時間を改めて大事にしたい人にはぴったりだと思います。
ケンカしたり、言い合ったりしながらも、結局は互いを思い合う温かさに心がじんわりとします。特に「兄妹の関係」に共感できる人は涙なしでは観られません。
みんなの評判は?
『花まんま』むちゃくちゃいい映画だった。キャスティングも良すぎ!ファンタジー要素がある位で悪い要素を見つけるのが難しい位。最近観た映画の中では1番感動したかもしれない。個人的には鬼滅の映画よりもこっちのが好みだった。色々なサブスクにあるから見れる人には全力でオススメしたい。
— こたたろう (@kotataro0123) August 20, 2025
【花まんま】 泣いたー 最後のスピーチは鈴木亮平さんも良かったんだけど有村架純ちゃんの泣く演技が凄すぎて涙腺崩壊。
— モンブランぶらん (@t__monburan) June 4, 2025
でも一番は酒向 芳さん。びっくりしちゃった素晴らしくて。 映画の途中途中で酒向さんの演技で心がギューってなった。シーンを思い出すだけで泣けてくるくらい。
良かったなぁ pic.twitter.com/uWeMSMKZUH
花まんま観てきました🪷
— eb1maru-えびまる- (@eb1maru_miffy25) May 12, 2025
笑いあり🤣関西人らしく、テンポよく物語が進むんだけど、中盤くらいからずっと涙腺崩壊🥹
兄やんの愛が詰まった素晴らしい映画でした👏
鈴木亮平さんとウイカちゃんのやりとりも好きだけど、亮平さんと鈴鹿央士くんとの絡みも好き😌#花まんま pic.twitter.com/dwB6ioNZe9
「花まんま」鑑賞🎬
— 政 (@th_ms3) May 9, 2025
評価:★★★★☆(4.5点)
期待と想像を遥かに超えた傑作でした
文句の付け所がない圧倒的な演技力の鈴木亮平と、実力派女優の有村架純との兄弟役が最高かつ大感動
最後のスピーチは久しぶりに映画でうるっときた
迷ってる人は絶対観てほしい#花まんま#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/ffVO2FBl7w
まとめ
映画【花まんま】の撮影秘話について解説しました。
今回紹介したのは、下記の「8点」です。
1.鈴木亮平さんの撮影秘話とは?
2.有村架純さんの撮影秘話とは?
3.鈴鹿央士さんの撮影秘話とは?
4.前田哲監督の撮影秘話とは?

いや~色々と撮影秘話があったなぁ~
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