映画【BLUE GIANT】小ネタと3人を支えた人達

映画
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2013年から小学館ビッグコミックで連載された石塚真一のジャズを題材にした漫画【BLUE GIANT】の劇場アニメ版。

映画【BLUE GIANT】の小ネタと3人を支えた人達について解説します。

今回紹介するのは、下記の「3」です。

1.【BLUE GIANT】の小ネタ
2.JASSの3人を支えた人達
3.本編で演奏された楽曲

【BLUE GIANT】の小ネタ

知ってる人は知っている内容を含めて【BLUE GIANT】の小ネタを紹介します。

大が使っているサックスは?

実在するメーカーでフランスのセルマー社。ここのテナーサックスを使用。価格ドットコムで調べたら新品で70~140万ぐらいします。コミック版で大のお兄さんがローンでプレゼントしていました。ん~これは高い。やっぱり、中古ですね(笑)

大が使っているマウスピースは?

オットーリンク。テナーサックスのマウスピースの定番。老舗のマウスピースメーカーで迷ったらこれ!太く豊かな音色でハードラバーならではのダークで温かいサウンドが特長。3~4万円します。結構、高いですね。ヴィンテージ品は更に高い。

宮本大のサックスを演奏したのは?

大のサックスを担当したのは「馬場智章」さん。国内外で有力な奏者を集めたオーディションがあり、そこで満場一致で選ばれました。大の特徴である、音の大きさと迫力、情熱を感じる演奏でファンになった人は多いと思います。

玉田のドラムを演奏したのは?

【BLUE GIANT】で音楽プロデュース、雪祈のピアノ演奏もした「上原ひろみ」さんから指名を受けた「石若駿」さん。kingGnuの常田大希とは東京藝術大学の同級生。ライブで、「くるり」や「椎名林檎」さんをサポート。森山直太朗のレコーディングにも参加。

SO BLUE

日本一のジャズクラブ「So Blue」は、ほとんどの方が知っている通り、Blue Note Tokyo」がモデルになっています。クラブ内の内装なども本物に近い雰囲気を出しています。

JASSの3人を支えた人達

当たり前ですが、JASSの3人だけで勝手に成長した訳でありません。色んな人との出会いがあって人としてもプレイヤーとしても成長していきました。

東京のジャズバーのアキコさん

大と雪祈と玉田の練習場にもなったジャズバー「TAKE TWO」。大がここに寄ったことで東京でのジャズの道が広がりました。JASSの3人を陰で支えたMVPと言っておきます。店の奥の棚には、膨大な数のジャズレコードを保有している愛好家でもありました。

そこで大の為にレコードをかけました。演奏者はソニー・ロリンズではなく、ソニー・スティットでした。もちろん大は、それがスティットのプレイであることを瞬時に聴きとった。そのアルバムが『Low Flame』

SO BLUE の支配人の平さん

日本一のジャズクラブ「SO BLUE」の支配人として、威厳とジャズを心から愛して広めようとする立場。才能ある新人達の発掘にも苦心しています。

この人の言葉があったから雪祈が自分の壁を越えていくきっかけにもなりました。

川喜田さん

雪祈が初登場した時にギターを弾いていたおじさん。雪祈のお願いで「SO BLUE」支配人の平さんへの連絡先を教えてくれました。原作コミックでは、JASSの演奏を観て「ちょっと負けてくるわ」と飛び入りでセッションに参加していました。ちょっと熱いおっちゃんって感じの人物でした。

雪祈の母のピアノ教室のアオイちゃん

「SO BLUE」での最後の演奏の時に「雪ちゃん…!」と言っていた人。親の都合でピアノ教室を辞めていった女の子。ずっと、ピアノは続けていました。映画ではそのシーンはありませんでしたが…

支えたという人ではありませんが、ちょっと嬉しいエピソードでした。

雪祈にサインをもらおうとしたおじさん(豆腐屋さん)

「SO BLUE」支配人の平さんと会えると分かって喜んでいる時にサインを求めてきます。うわの空で断ります。バイト中に豆腐屋の車を見てお店に行く。一生懸命に豆腐を作るおじさんを見守り、邪魔じゃないタイミングでサインを手渡します。自分達を応援してくれる普通の町の人達の存在の大事さに気付けたことで人間味が増します。

玉田のドラムのファンのおじいちゃん

ずっと劣等感を抱きながら必死にドラムを叩く玉田。初ライブの時からずっと聴き続けてくれたおじいちゃん。少しづつ成長していく玉田を見守ってくれたファン。

「SO BLUE」での最後の演奏にも観に来てくれていました。そこでの玉田の演奏に感動して涙するシーンは印象的でした。直接的に支えられた訳ではありませんが、こういったファンが居てたから玉田も成長出来たと思いました。

本編で演奏された楽曲

FIRST NOTE

映画【BLUE GIANT】で代表する曲。初めてのライブと「SO BLUE」でのラストライブとで2回演奏されました。どちらのライブでも完全な状態とは言えない状態でした。

N.E.W

葛飾ジャズフェスティバルで演奏した曲。サックスのソロで始まり、いかにもジャズって感じの曲で好きです。『テケテケテー♪』って口ずさみ易いので良いです。

WE WILL

「SO BLUE」で大と玉田の2人で演奏した曲です。ちょっと落ち着いた感じの曲調で玉田のドラムソロで胸が熱くなって感動しました。こんなに成長したのかぁ~と驚きました。もう完璧なドラマーでした。

BLUE GIANT

映画のエンディングロールで流れた曲です。

作曲された「上原ひろみ」さんのコメントが以下にあります。

「この映画のレコーディングをしていた時、 急にこのメロディーが頭の中に降りてきて、 夢中で五線紙に書き留めたのを覚えています。」

映画『BLUE GIANT』公式アカウント

やっぱり、才能のある方達には「降りてくる」ってあるんですね。

以上が、映画BLUE GIANT】の小ネタと3人を支えた人達でした。

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作品情報

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皆さんの感想も良いものばかりでした。逆に「面白くない」って感想は見掛けませんでした。

満足感がかなり高い作品。

まとめ

映画BLUE GIANT小ネタと3人を支えた人達を解説しました。

今回紹介したのは、下記の「3」です。

1.【BLUE GIANT】の小ネタ
2.JASSの3人を支えた人達
3.本編で演奏された楽曲

ん~やっぱり面白かったから

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