映画【わたしの幸せな結婚】 原作との違いと撮影秘話

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映画【わたしの幸せな結婚】は、能力ある一族に生まれたが、その力が無かったことで虐げられたヒロイン。少しでも長く居たいと願う男性との恋愛ファンタジー作品。今回は、原作小説との9つの違いと撮影秘話について記事にしています。

映画【わたしの幸せな結婚】の原作との違いと撮影秘話について解説します。

今回紹介するのは、下記の10点です。

1.主人公の視点が原作と違う
2.蟲という概念が原作と違う
3.清霞と美世のキスシーンが原作と違う
4.美世が倒れた理由が原作と違う
5.顔に紋章が現れる
6.清霞と五道の関係性が違う
7.清霞の窮地の内容が違う
8.美世の夢見の力の出現の違い
9.その他 原作との違い
10.撮影秘話

主人公の視点が原作と違う

原作小説では、美世を主人公として描いており、胸の内の描写も細かく異能の力が無かったことで虐げられた生活を送っていました。

清霞との出会いによって、斎森家での女中のような生活から一変していく。清霞からも必要とされていき、困難にも直面していくがタイトル通りの展開になっていきました。

一方で映画では、美世から清霞の方が主人公に。対異特殊部隊の隊長として異形の毒に侵されていく人々との戦いに巻き込まれていきます。

キャストイメージの相違

原作での清霞のイメージは、真っ白な肌に薄茶色の長い髪で青みがかった瞳、全体的にほっそりとしており男性には見えない儚い美しさがあるとされていました。

実写映画では、目黒漣が配役されましたが、高身長で戦闘シーンも様になるしっかりとした体形。顔はイケメンで「儚い美しさ」という感じではありませんでした。

この事から、原作のイメージと違うという意見もありました。ただ、後ほどの撮影秘話でも記述しますが、プロデューサーや監督からは、イメージ通りの配役であったことが分かります。

また、美世役の今田美桜も元気でハツラツとしたイメージが原作と違うと受け止めた方もいるようでした。

個人的には、この2人の配役は素晴らしいと感じました。夜中に視聴しましたが、どんどんのめり込んでいって、途中で寝るつもりが…最後まで視聴して興奮したのを覚えています。

蟲という概念が原作と違う

原作小説では、蟲という概念が無く、そういった表現はありませんでした。

映画では、成仏出来なかった異能を持つ者の魂が蟲となり奥津城で眠っているという設定でした。その蟲を操って帝都の人々を操るという設定に。

清霞と美世のキスシーンが原作と違う

原作小説では、清霞と美世とのキスシーンが数回ありましたが、実写映画の方では、キスシーンがありませんでした。

原作では、2人のキスシーンが転換点とされて、お互いの感情が結びつく重要なシーンとなりました。

キスシーンが無かった理由としては、原作の前半部分を映画化したことも影響しています。キスシーンがある部分よりも以前のストーリー展開だったためです。

あと、映画制作時の所属事務所の影響もあったのかも。人気グループに属した超人気者の目黒漣さんとファンの方への配慮なんかもあったような気がします…

美世が倒れた理由が原作と違う

原作小説では、美世が倒れたのは体調不良が原因でした。倒れたのを薄刃新(渡邊圭祐)に助けられました。

映画では、異母妹の香耶(髙石あかり)と町で出会ってしまった事で過呼吸になり倒れてしまいました。薄刃新に助けられた点は同じでした。

顔に紋章が現れる

映画では、異能の力を発出する時に顔に模様?紋章のようなものが現れました。これは映画のオリジナルの表現でした。

異能者のそれぞれに違う紋章が現れていました。清霞は幾何学模様みたいな?美世は桜のような紋章でした。

原作の小説では、異能を使う時に顔に何かが浮かび上がるような記述はありませんでした。

清霞と五道の関係性が違う

原作小説では、五道佳斗(前田旺志郎)は清霞の部下で親しいところはあるものの、関係性としては上司と部下で明確に描かれていました。

ところが、映画では友達のような関係。清霞を助ける親友的な距離感で話し方も対等に近い感じでした。

また、対異特殊部隊の隊員たちの名前も数多く登場していました。

清霞の窮地の内容が違う

原作小説では、奥津城から暴れ出した異能たちの霊に憑りつかれて、清霞は目を覚まさない状態で窮地に追い込まれて行きました。

一方、映画の方では、隊員たちが蟲に心と身体が侵されてしまい、清霞たちに襲い掛かってきました。同士討ちの状態で一撃を刺すのにためらいがありました。

美世の夢見の力の出現の違い

原作小説では、斎森家が焼失した中で庭の桜の木に触れて美世に異能の力が蘇りました。この事をきっかけに悪夢にうなされるようになります。

映画では、斎森家から久堂清霞の元に婚約して家を離れる際に桜の木に触れて異能の力が蘇ります。その後、悪夢にうなされるようになります。

その他 原作との違い

〇帝の専属医師だった枢木忠則(くるるき ただのり)「尾上右近」は、原作小説では登場していない人物で映画でのオリジナルキャラクターでした。

久堂清霞の姉・葉月は、小説では登場しているものの、映画では登場していませんでした。

薄刃家の分家である甘水 直(うすい なおしも原作小説では登場しているものの、映画では登場していませんでした。ラストシーンの黒幕?の可能性がありました。

〇次期帝の堯人(たかいひと)「大西流星」は、原作小説では妻子持ちの設定でしたが、映画では妻子の存在はありませんでした。

映画では、限られた時間の中で表現する必要もあり、細かな設定はカットされていました。

撮影秘話

清霞のイメージにぴったり

今安プロデューサーは、清霞のキャラクターを架空世界でのラブストーリーということもあり、新鮮な人に演じてもらいたいと考えたそうです。

冷酷なイメージも優しい部分があるキャラを人間性を自然に醸し出せる、優しさと素朴感があり、何を考えてるか分からない感じが清霞にぴったりだと思ったそうです。

確かに、冷たい表情や素に近いと思わせる笑顔なんかが、目黒漣さんの魅力にも感じとれましたね。

また、塚原あゆ子監督は、線が細く色白のイメージを持たれる方もいるでしょうが、監督自身はそう思っていなかったようです。

隊士としては、ある程度の体格は必要だし、刀を扱うことを考えれば線が細いはずがない。日々の鍛錬もしているはず。

目黒漣さんは、舞台で殺陣もしているし、踊りのレッスンにも励んでいる。そういった点からも監督が原作からイメージする清霞にぴったりだったと語っています。

塚原あゆ子監督の撮影秘話とは?

時代劇を撮ったこともCGやアクションもやったことがないのにオファーがあったのは、ラブストーリーの感情を丁寧に描けると期待されたからだと思ったそうです。

2時間の中に、2人の距離感の縮まりや異能者と異形との戦い、帝との関係、血脈の苦しみと途絶えさせない覚悟などを織り込むことを意識していたとか。

当然、原作の素晴らしさも損なわず、原作を知らない人でも分かる。原作エピソードからベストなシーンで構成する難しさがあり、何度も時間を掛けて練り上げていったそうです。

目黒漣さんの原作の感想は?

『マジでおもしろいと思ったんですよ』と興奮気味に語り、タイトルの良さと思い浮かべるイメージをいい意味で裏切る、思い描いたイメージを上回る感覚が読んであったそうです。

久堂家に嫁いできた美世を冷たく突き放すところで人物像が分かる。自分ならそんな態度を取らないから清霞という人物に興味を持った。…と。

役へのアプローチは、ファンタジーでも等身大の日常劇でも、あまり変わらずに気持ちを優先する。何度も読んで、清霞の気持ちをとことん考えて自分を通して表現出来ればと演じていたそうです。

原作、役柄に対して凄く真摯に向き合っている様子が分かります。イメージ通りの真面目でイイ奴って感じが伝わりますね。ホントにナイスガイですね。

今田美桜さんの撮影秘話とは?

小説もコミックも読み、監督やスタッフとメイクの仕方を話し合って役を作っていったそうです。

美世のように感情を出さずに大人しい役を演じたのは初めてなので、メイクで手のあかぎれなどを表現してもらってビジュアルに助けられた。…と。

斎森家で虐げられてボロボロになっていくシーンは演じるのも大変だったそうです。また、着物での演技も初めてで苦労したようでした。

清霞の元に駆け付けるシーンは、着物の裾を割らずに腕もあまり振らずに小走りする。でも、必死さも出さないといけないので着物の所作を気にせず全力で走ったそうです。

個人的には、顔を足蹴にされてズリズリされたシーンが印象的でした。今田美桜さんも山口紗弥加さんも、どちらも役者って大変だなぁ~と思ってしまいました。

以上が、映画【わたしの幸せな結婚】の原作との違いと撮影秘話でした。

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見どころ(おすすめポイント)は?

見どころ①:救出シーン

斎森家に捕らわれた美世を清霞が怒り心頭で乗り込むシーンは、実写映画ならではのシーンで見どころです。

CGでの派手な演出と怒りを押し殺している目黒漣さんの表情。大切な人を救出するヒーローとしてこれ以上ない格好良さ。

憎々しい相手を打ちのめして、悪の巣窟を燃やし尽くし、無事にヒロインを救出。虐め倒した異母妹を言葉と表情で蔑ますところが痛快です。

見どころ②:塚原あゆ子監督

流石は、売れっ子演出家。未経験の時代劇やCG演出も見事にこなして、お得意の人間ドラマを2時間内にしっかりと納めました。

2018年「アンナチュラル」、2019年「グランメゾン東京」、2020年「MIU404」、2021年「最愛」、2023年「下剋上球児」と数々のドラマを演出してヒットさせた腕は一級品。

映画では、2018年「コーヒーが冷めないうちに」、今作の「わたしの幸せな結婚」、2024年「ラストマイル」、2025年「ファーストキス 1ST KISS」を手掛けた手腕は見事です。

ドラマ演出から監督に軸足をおいていく感じでなのしょうか?これからの作品に注目したいですね。

みんなの評判は?

まとめ

映画【わたしの幸せな結婚】の原作との違いと撮影秘話について解説しました。

今回紹介したのは、下記の「10」です。

1.主人公の視点が原作と違う
2.蟲という概念が原作と違う
3.清霞と美世のキスシーンが原作と違う
4.美世が倒れた理由が原作と違う
5.顔に紋章が現れる
6.清霞と五道の関係性が違う
7.清霞の窮地の内容が違う
8.美世の夢見の力の出現の違い
9.その他 原作との違い
10.撮影秘話

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