映画【天気の子】3つの伏線と疑問点まとめ|ラストの意味も考察

映画
記事内に広告が含まれています。

映画【天気の子】は、2019年公開の新海誠監督による長編アニメ作品です。

美しい映像や音楽だけでなく、物語の中にはあとから意味がつながる伏線も多く散りばめられています。

特に「世界よりも、君を選んだ」とも言えるラストは、観終わったあとにさまざまな余韻を残します。

一度観ただけでは、

・帆高はなぜ家出したのか
・須賀圭介はなぜ帆高を助けたのか
・陽菜の力にはどんな代償があったのか

と気になる場面もあります。

今回は、その中でも印象に残る3つのポイントを順番にまとめました。

1.帆高が家出をした理由とは?
2.須賀圭介の行動
3.天気の巫女 陽菜の運命

帆高が家出をした理由とは?

実は、『天気の子』で主人公・帆高が家出をした理由は、作中では明確に断定されていません。

本編では、雨が降り続ける島で暮らしながら、光のある場所へ向かって自転車を走らせる夢を見る場面があります。

さらに帆高自身も、島の窮屈な生活や親から逃げ出したかったことを回想しています。

そのため、ただ東京へ行きたかったというよりも、閉塞感のある日常から抜け出し、自分の人生を変えたいという思いが強かったのだと考えられます。

そして帆高が東京へ来たことが、結果的に陽菜の運命にも大きく関わっていきました。

小説版では、帆高が父親に殴られて顔に絆創膏を貼っている描写もあり、家庭環境にも問題があったことがうかがえます。

反抗的な行動を見せながらも、どこか律儀で真面目な一面を持っているところが、帆高という人物の不安定さとまっすぐさを同時に表しているように感じます。

この東京行きが、結果的に物語全体を動かすきっかけになっていきます。

あの「光」は、帆高にとって自由や、自分の人生を変えたいという思いの象徴だったのかもしれません。

須賀圭介の行動

須賀圭介は、島から家出してきた帆高をフェリーの中で助け、その後も東京で仕事と寝場所を与えるなど、物語の序盤から重要な役割を担っています。

さらに、陽菜を助けに向かおうとする帆高を一度は大人として止めようとしながらも、最後には警察から守ろうとする場面もありました。

一見すると冷静な大人ですが、帆高に対してどこか放っておけない気持ちを持っていたように見えます。

帆高と同じフェリーに乗船してた理由は?

そもそも須賀がなぜ帆高と同じフェリーに乗っていたのかは、作中でははっきり説明されていません。

神津島に取材へ行っていたのか、知人や親類を訪ねていたのか、あるいは帆高と同じ島の出身だったのか――その背景は明かされないままです。

ただ、須賀自身も若い頃に家出をして東京へ出てきた過去があり、その後、妻の明日花と出会っています。

だからこそ、帆高が家出少年だと気づいたとき、困ったときのために名刺を渡したのかもしれません。

須賀が刑事の前で涙を流した理由は、作中でも印象に残る場面のひとつです。

何もかもかなぐり捨てて陽菜を救おうとする帆高の姿に、かつての自分を重ねたのだと思われます。

部屋には娘・萌花の成長を記録した柱と、亡き妻・明日花の文字が残されていました。

大人になった須賀は、「大事なものの順番を簡単には変えられない現実」の中で生きています。

だからこそ、まっすぐに突き進む帆高の姿に、どこか懐かしさも感じていたのかもしれません。

姪の夏美が「二人は似ているところがある」と話していたのも、昔の自分を帆高に重ねていたからとも考えられます。

天気の巫女 陽菜の運命

陽菜は、母と一緒に晴れた空の下を歩きたいと願ったことをきっかけに、天気の巫女としての力を授かりました。

誰かの役に立てることに喜びを感じ、自分の存在意義を見つけるように「晴れ女」の仕事を始めます。

しかし、その力は少しずつ陽菜自身の体を犠牲にしていくものでした。

天気の巫女になったきっかけ

母の病室から外を見たとき、陽菜は空から光が差し込む廃ビルを見つけます。

その屋上へ向かい、鳥居をくぐって晴れを祈ったことで、天気の巫女としての力を手に入れました。

この光が陽菜にだけ見えていたのかどうかは、作中でははっきり語られていません。

また、母が身につけていた「雨粒」のブレスレットは形見として受け継がれ、陽菜は天気の巫女になってから首につけるようになります。

空へ昇った場面では、帆高からもらった指輪は外れて落ちますが、この形見だけは残っていました。

一方で、帆高に助けられて廃ビルの屋上へ戻ったときには、そのブレスレットも首から外れていました。

これは、天気の巫女としての力を失ったことを象徴しているようにも見えます。

そこから考えると、母もまた天気の巫女だった可能性を想像したくなる場面です。

ブレスレットや指輪といった小さな小道具にも意味が込められているように感じます。

天気の巫女になった陽菜の運命

作中では、昔はどの村にも一人は天気の巫女がいたと語られています。

天気の巫女は、天と地をつなぐ存在として天候を変える力を持っています。

ただし、その力には代償があり、やがて人柱のように現世から消えてしまう運命があるとされています。

本来、天気は「天の気分」とも表現されており、巫女の役割はその乱れた天気を整えることでした。

陽菜が「100%晴れ女」と呼ばれるほど強い力を持っていたのは、願う人の気持ちに応え続けた結果とも考えられます。

誰かの願いに応え続けたことが、陽菜自身の運命にも大きく関わっていったのかもしれません。

以上が、「天気の子」の伏線・疑問点についてでした。

あれっ…? そんな伏線あった?

もう一度見返してみたくなった

という方もいるかもしれません。

伏線を意識して見返すと、ラストの印象も少し変わって見えてきます。

そこで次に、『天気の子』を今すぐ視聴する方法をご紹介します。

『天気の子』を今すぐ視聴する方法

下記の「動画配信サービス」なら、

現在『天気の子』は動画配信サービスで視聴できます。

U-NEXTなら31日間の無料トライアルを利用して、
見放題で楽しむことができます。

→U-NEXTで『天気の子』を今すぐ視聴する

※配信状況は変更される場合があります

『天気の子』のあらすじをあらためて見る

あらすじ

「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、
怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。

天気の子 公式

みんなの評判は?

『天気の子』は、映像の美しさだけでなく、ラストにかけての感情の高まりや音楽も印象に残る作品です。
実際に観た人の感想でも、「何度観ても泣ける」「主題歌が流れる場面で感動した」という声が多く見られます。

天気の子の主題歌

愛にできることはまだあるかい

これがまた感動呼ぶシーンで流れる

天気の子面白いしやっぱり感動するな

ほだかが神様に「ずっとこのままでいさせてください」

って願うシーン泣く

やっぱり何度観ても感動しますね。『君の名は。』と同じく、音楽が場面の感情をさらに深めていると感じます。

ラストに向かうにつれて力が入り、4回も涙ぐみました。一人で見てたら確実に泣いたと思う。

まとめ

『天気の子』は、はっきり説明されない部分が多いからこそ、観るたびに新しい気づきがある作品です。

細かな伏線を意識すると、ラストの印象も少し変わって見えてきます。

今回取り上げたのは、

1.帆高が家出をした理由とは?
2.須賀圭介の行動
3.天気の巫女 陽菜の運命

この3つでした。

新海誠作品は、あとから気づく細かな演出も魅力です。『君の名は。』の伏線もあわせて見ると、共通するテーマがより見えてきます。

よくある質問(FAQ)

Q1:帆高はなぜ東京へ行ったのですか?

作中では明確に断定されていませんが、島での閉塞感や家庭環境から抜け出したい思いが強かったと考えられます。

Q2:須賀圭介はなぜ帆高を助けたのですか?

自分の若い頃と重なる部分を感じ、放っておけなかった可能性があります。

Q3:陽菜は最後に天気の巫女の力を失ったのですか?

ブレスレットが外れる描写などから、巫女としての役割から解放されたと考えられます。

あれっ…? そんな伏線あった?

もう一度見返してみたくなった

という方もいるかもしれません。

伏線を意識して見返すと、ラストの印象も少し変わって見えてきます。

『天気の子』をもう一度観たい方は、現在の配信サービスもチェックしてみてください。

※最新の配信状況は各動画配信サービスで最終確認をお願いいたします

『天気の子』を配信で観るなら

天気の子』は動画配信サービスで視聴することができます。

U-NEXTなら31日間の無料トライアルを利用して、
見放題で楽しめる場合があります。

→U-NEXTで『天気の子』をもう一度楽しむ

※配信状況は変更される場合があります

『天気の子』関連記事

『天気の子』には、ほかにも気になる伏線や細かな演出があります。あわせて読むと、作品の見え方がさらに深まります。

新海誠監督のおすすめ作品

天気の子」以外の新海誠監督作品と言えば

コメント

タイトルとURLをコピーしました