映画【Winny】 ネタバレ 考察とまとめ

映画
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映画【Winny】は、天才プログラマー・金子勇が開発したソフトを巡り冤罪事件にまで発展した実話を元に作られたドキュメンタリー映画です。『Noise ノイズ』(2019)・『ぜんぶ、ボクのせい』(2022)の松本優作監督。

映画【Winny】の考察とまとめについて解説します。

今回紹介するのは、下記の4点です。

1.Winnyとは
2.金子さんの逮捕
3.警察の闇
4.7年という時間

Winnyとは

2002年に金子勇氏が「2ちゃんねる」を介して公開たWindows用のファイル共有ソフトのこと。

P2P(ピーツーピ)と呼ばれる通信方式を使い、ユーザー同士でサーバーを介さずに直接データのやり取りが出来る画期的なソフト。

無料で使えて、ユーザー同士でデータを直接にやり取り出来た点が評価されて瞬く間に広がりました。

ただ、ユーザーによっては、違法なデータを共有しあったり、著作権を犯すものが現れたりと社会問題にもなりました。ファイルを分散して暗号化が出来て匿名性も高いが故に、映像や音楽などの著作物がターゲットになることも。

また、ダウンロードしたファイルにウィルスが仕込まれて情報が漏洩する問題も起きていました。

金子さんの逮捕

2003年11月、京都府警はWinnyを使って映画などのソフトを違法にアップロードした疑いで男2人を逮捕します。著作権法違反で。

2004年3月、京都府警の警官がWinnyで捜査資料を流出させた事件も。

金子氏が「2ちゃんねる」にWinnyの開発状況を書いたり、『著作権の概念が崩れる』などの書き込みから違法性を認識して配布したと判断して開発者の金子勇(映画では東出昌大)を逮捕します。

本編でも檀弁護士(三浦貴大)が『包丁で人を殺したとして、包丁を作った人を罪に問えますか?』のセリフがある通り、開発者自身が逮捕される異例の事件を全力で弁護していくことになる。

弁護団をつくる一方で「2ちゃんねる」の多くのユーザーからは、金子氏への支援金も集まります。

調書を取る際も、被疑者としてでは無く、あくまでも参考人として始めるも、最終的には「著作権を侵害する行為を蔓延させて、著作権のあり方を変えるのが目的だった」と嘘の証言内容にすり替えていった。

警察の闇

警察内部の腐敗は、京都府警以外にも愛媛県警でも起こっていた。

愛媛県警の仙波敏郎氏(吉岡秀隆)は、上司に頼まれて捜査協力費の領収書を捏造して裏金にしている問題を内部告発します。

愛媛県警の裏金に関する書類などもWinnyで流出する結果となり、警察内部の腐敗が世間に知れ渡ることになる。

「Winny事件」とは別に描かれていたが、警察の闇を暴くという点でも有効だったと思います。

また、京都府警も逮捕し公判を有利にするために、誓約書と称した申述書に金子氏が不利になるように書き写させます。『あとで修正出来る』と嘘までついて。

これで著作権法違反の幇助と蔓延させる目的でWinnyを開発したことになってしまいます

7年という時間

金子氏の裁判は、一審で有罪判決が出ました。有罪の控訴審は不利と言われてましたが、7年をかけて無罪判決を勝ち取ります。

金子氏の原動力になったものは、未来の技術者が委縮して開発に影響が出ないようにしたいとの強い信念でした。開発した技術が悪用されてしまい開発者が逮捕されるようなことがあれば、未来の技術開発に悪影響を及ぼすことになる。その一心で裁判を戦い抜きました。

また、一緒に裁判を争った壇弁護士(三浦貴大)も同じ考えを持っていました。日本が発展していく足枷にならないように一蓮托生で戦いました。

途中では、「あのシャチハタ男をどうにかしろ!」と何にでもサインしてしまう金子氏を揶揄したこともありましたが、もともとサイバー法の研究にも明るかったのもあって、無罪を勝ち取ります。

残念なのは、無罪判決から1年半後に心筋梗塞により金子氏が急死したことです。まだ、42歳という若さでの死は、日本の技術開発の遅れにも影響したのではないでしょうか。

以上が、映画【Winny】の考察とまとめでした。

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総合評価&あらすじ

技術者と言えば…金子氏のようなイメージがあります。専門用語を駆使して話す内容は、聞いていてもチンプンカンプンでした。ただ、凄く優秀なプログラマーだというのは分かります。世界を変えるような技術が国家権力によって潰される。未来の開発者を守る裁判。見応えがありました。

あらすじ

2002年、開発者・金子勇(東出昌大)は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」を開発、試用版を「2ちゃんねる」に公開をする。彗星のごとく現れた「Winny」は、本人同士が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていく。しかし、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法アップロードされ、ダウンロードする若者も続出、次第に社会問題へ発展していく。
次々に違法コピーした者たちが逮捕されていく中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑をかけられ、2004年に逮捕されてしまう。サイバー犯罪に詳しい弁護士・壇俊光(三浦貴大)は、「開発者が逮捕されたら弁護します」と話していた矢先、開発者金子氏逮捕の報道を受けて、急遽弁護を引き受けることになり、弁護団を結成。金子と共に裁判で警察の逮捕の不当性を主張するも、第一審では有罪判決を下されてしまう…。しかし、運命の糸が交差し、世界をも揺るがす事件へと発展する——。

なぜ、一人の天才開発者が日本の国家組織に潰されてしまったのか。
本作は、開発者の未来と権利を守るために、権力やメディアと戦った男たちの真実を基にした物語である。

映画 Winny 公式

作品スタッフと主要キャスト

みんなの評判は?

まとめ

映画【Winny】の考察とまとめについて解説しました。

今回紹介したのは、下記の「4」です。

1.Winnyとは
2.金子さんの逮捕
3.警察の闇
4.7年という時間

なるほど~ そういう内容だったのかぁ~

ん~もう1度見てみたいなぁ…

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