映画【ウエディング・ハイ】 ネタバレ 曲者揃いのキャスト

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お笑い芸人のバカリズムさんが脚本を担当。主演は、篠原涼子さん。他に曲者揃いの役柄を演じきった曲者な役者が勢揃いの映画【ウエディング・ハイ】。

映画【ウエディング・ハイ】の曲者揃いのキャストについて解説します。

今回紹介するのは、下記の3点です。

1.クセが凄いキャスト達
2.これぞバカリズム・ワールド
3.ロケ地の情報

クセが凄いキャスト達

人生最大のイベント。それは結婚式。この結婚式をターニングポイントにしたい参列者達。それぞれの思いがハプニングを生んでいきます。

バーのマスター

新郎の彰人(中村倫也)は、高校時代の友人に披露宴での余興を頼みます。皆が集まったのはとあるバーでした。お祝いだと称してボトルをプレゼントするマスター。これがきっかけで何故か?披露宴に呼ぶ羽目になります。

お互いが初対面なのに披露宴に普通は出ますか?しかも、余興にも興味を示して出し物をやりたい様子。中々のとんちんかんな人ですよね。厚かましいし。でも、このバーのマスターが後半に活躍することになります。自慢の趣味が功を奏します。

プロフィールVTRの制作者

披露宴で2人の馴れ初めのVTRを作ったのは、新郎の彰人(中村倫也)の後輩の相馬(中尾明慶)でした。ロシア映画に憧れて入社した会社。でも、やりたい仕事が出来ずにくすぶっていたところにVTR制作の依頼。自分の好きなように出来るとあって張り切ります。

出来上がったVTRは、主役の2人とは無縁の恋愛映画のような作り。エンドロールにもロシア語を併記する念の入れよう。放映が終わるとまばらな拍手だったのが…このVTRに変に共感したのがバーのマスターと司会と数人。ところが、拍手が大きくなり最後にはスタンディングオベーションに。何が評価されたのか、まったく分かりませんでした(笑)相馬は、充実感のある顔で満足している様子。

この後にも、お祝いコメントのVTRを短く編集する羽目になります。この編集は、上手に言葉を繋いでお笑いの要素もあって面白い仕上がりになっており、個人的には好きなシーン。

主賓の挨拶、乾杯の挨拶をする上司達

主賓の挨拶をする財津(高橋克実)も気合いが入った一人でした。キャバ嬢との関係が社内でバレて汚名返上を図ります。面白おかしくスピーチするのにお笑いを一から研究します。話の掴みをしっかりと取り、タイミングを計った間と言葉も巧みに使って笑いを誘います。まさに、独壇場の笑いを生んで満足顔でした。

この笑いに焦ったのは、乾杯の挨拶をする井上(皆川猿時)でした。何とか自分の持ちネタで笑いの連鎖を継続させることに成功。

この3人が終わった段階で披露宴は、予定の1時間もオーバーしてしまうことに。みんなの気合いが入り過ぎて時間超過してしまいました。これに焦ったウェディングプランナーの中越(篠原涼子)が決死の覚悟で時間短縮に挑んでいきます。

裏方のスタッフと相談して次々と策を講じていくシーンはこの映画で最大の見せ場シーンでした。

4つの余興が同時進行する

披露宴会場の中央にセッティングされた大太鼓。彰人(中村倫也)の友人たちが威勢よくたたき始めます。その和のリズムに合わせて新婦の友人達が客席の合間を縫ってダンスを舞います。意外や意外、不思議とマッチしていました。

更には、ステージでは新婦の父によるマグロの解体ショーと新郎の父のご自慢のマジックショーが始まります。…なんでやねん(笑) この父親達、出たがりで目立ちたがり屋さんですね。

まさに、4つの余興が同時進行するカオスで笑いたっぷりのクライマックスシーンでした。

大太鼓の響き渡る音に重なってマジック調の音楽。なんとも軽快なマジックショー。次々と見事な技が披露されて、最後に新婦の父が姿を消す技が成功して余興が終了。なんと、4つの余興が融合したビッグショーになりました!

これぞバカリズム・ワールド

結婚式の披露宴が行われると同時に裏ではご祝儀を盗んだ男と元カレとの追跡劇が行われてました。それぞれが同時進行する映像。お互いが鉢合わせしそうで鉢合わずに上手い具合に交差させていくのは流石の一言。結婚式の”あるある”をバカリズムらしく皮肉とユーモアたっぷりに表現した映画。

同じ人生をやり直していく『ブラッシュアップライフ』や何度もやり直しが出来る『素敵な選TAXI』と独特なバカリズム・ワールドが、結婚式という日常の中の記念日を伏線とお笑いで数珠つなぎのように展開していくのが今作。

全ての動き、見えてる物にお笑いの要素と悪意を織り交ぜて展開していく所やちょっと毒っ気があるのが好きなんですが…今回は、毒の部分は封印した感じです。プライベートなところですが、結婚して随分と丸くなってきたのかな?

この作品があったから2024年のフジテレビ春ドラマ「イップス」での共演に繋がったのかな?なんて個人的には思ったりもしています…

披露宴を介して、一人一人にスポットを当てて笑いに変える。しっかりとオチを作っていく展開が見物です。多くの視聴者が感心するところのようですね。

ロケ地の情報

新郎が余興をお願いしたバー

新郎の彰人(中村倫也)が高校時代の同級生に余興をお願いしたバーは、

リックスカフェアメリカン 東京都町田市原町田4-7-3 内藤ビル2F

他にも、独身時代に友人達と楽し気にバーベキューをしていたビルの屋上もこちらです。

ロケ地探し代行業|ロケ地|映像撮影|町田市|雑居ビル|ロケーションサービス|
1972年から続く貸ビル業を背景に地元、町田の地の利を生かしたロケーションサービス。当社ビルを初め、有りとあらゆるシーンに適したロケ地を提案いたします。

新婦の元カレと友人達が泊まっていた宿

新婦の遥(関水渚)の元カレ・八代裕也(岩田剛典)と友人が泊まっていた宿は、

かくれ湯の里 中川温泉 信玄館 神奈川県足柄上郡山北町中川577-6

フォトギャラリー見ましたが、ホントに良い所です。宿からの絶景と食事。温泉設備も素晴らしくてめちゃめちゃ行ってみたくなりました。

かくれ湯の里 信玄館 | 中川温泉・元湯 戦国浪漫の宿【公式サイト】
武田信玄の隠し湯でお馴染みの中川温泉「信玄館」都内から車で90分とアクセス抜群!純和風の数寄屋造りと温泉情緒をお楽しみください。

結婚式場

外観と内観は、別々の場所です。外観の結婚式場は、

ヴィラ・デ・マリアージュ太田 群馬県邑楽郡大泉町寄木戸1 

【公式】ヴィラ・デ・マリアージュ太田 - 南フランスの結婚式場
ヴィラ・デ・マリアージュは南フランスの街とミシュランガストロノミーをコンセプトにお客様の結婚式をプロデュース致します。関東の結婚式場見学初めての方も是非お気軽にヴィラ・デ・マリアージに御来館下さいませ。

内観や披露宴会場になっていたのは、

ロイヤルホールヨコハマ 横浜市中区山下町90番地

ご宴会・会議 | 【公式】ロイヤルホールヨコハマ
横浜で宴会・会議をご検討されているならロイヤルホールヨコハマ。各種パーティーやイベント、会議など様々な目的にぴったりのプランや会場をご用意しております。世代を超えたくつろぎや集いの場として、全ての大切なゲストが笑顔になれる。ロイヤルホールヨ...

撮影がコロナが蔓延していた時期でブライダル業界も大変な頃。映画のロケで業界が盛り上がればと協力して頂いたそうです。

撮影終了から公開にむけて協会、式場、各関係企業とタイアップしたが、映画の内容が感動するというよりかは、お笑いの要素があってギャップを感じるかもと心配もあったが、それも杞憂に終わったようです。

以上が、映画【ウエディング・ハイ】の曲者揃いのキャストでした。

確かに… みんなクセが凄かったなぁ~

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印象に残ったセリフ・シーン

印象に残ったセリフ

「人のものは取ったらいけないよね」

遥(関水渚)の元カレ・裕也(岩田剛典)のセリフ。映画「卒業」のように華麗に新婦を連れ出すことを思い描いて結婚式場に駆け付けますが…お互いが愛し合ってるのが分かり、奪い返すのを止めます。

バカリズム脚本らしく、がんちゃんの存在がもう一つのアナザーストーリー的な要素がありました。色んな伏線を回収するきっかけになる存在でした。

印象に残ったシーン

何と言っても、披露宴の余興シーン。裏話では、余興を超えるぐらいに練習をしていたようで、それぞれの出し物もかなりのクオリティーでした。これには演者も楽しんでるのが分かります。

篠原涼子「周りの皆さんが本当に個性的で面白い演技をされていて、撮影中でも笑いそうになってしまうくらいに楽しいシーンがたくさんあるので、ぜひ期待して頂きたいなと思います。」

向井理「あまり演じたことのないパターンの役柄だったので、新鮮で楽しみでした。
バカリズムさんの繊細な台本は、幾つもの伏線が張り巡らされ、読後感としてはなるほど!と唸るような気持ちでした。」

皆さん、バカリズム脚本を絶賛されてます。「脚本を読みながらニヤニヤした」とか「まず何よりバカリズムさんの脚本が面白くて」…なんて感じのコメント等がありました。

みんなの評判は?

やはり、バカリズム脚本に満足されてる方が多いです。今後の作品に対しても期待しているのが伝わります。好反応が多い印象です。

まとめ

映画【ウエディング・ハイ】の曲者揃いのキャストについて解説しました。

今回紹介したのは、下記の「3」です。

1.クセが凄いキャスト達
2.これぞバカリズム・ワールド
3.ロケ地の情報

確かに… みんなクセが凄かったなぁ~

ん~もう1度見てみたいなぁ…

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