映画【PERFECT DAYS】 ネタバレ 考察とまとめ

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映画【PERFECT DAYS】は、「ベルリン・天使の詩」のヴィム・ヴェンダースの監督作品。主演は、役所広司で第76回のカンヌ映画祭でコンペティション部門で見事に男優賞を受賞。東京の渋谷で公衆トイレを掃除する清掃人の日常を描いた話題作です。

映画【PERFECT DAYS】の考察とまとめについて解説します。

今回紹介するのは、下記の6点です。

1.平山のルーティーンを考察
2.アナログな生活の理由を考察
3.『今度は今度、今は今。』の意味を考察
4.空と木と木漏れ日が…
5.本と音楽
6.ラストシーンを考察

平山のルーティーンを考察

平山(役所広司)は、毎日決まったルーティンを行っている理由は、それが彼にとっては他には替えの利かない心地良さがあるからだと考察します。

朝、竹ぼうきを掃く音が合図のようにパッと目を覚まし、布団をたたみ、階段を降りて台所で顔を洗い、髭をそり、また2階に上がって植木に水をやり、作業着に着替えて、玄関で小物類を取ってアパートを出る。

空を見上げて微笑み、自販機で缶コーヒーを買い、目の前に停めている車に乗り、コーヒーを一口飲んでエンジンをかけて、カセットテープを選んで仕事に出発する。仕事の日の朝のルーティン。

仕事が終わると、家で着替えて自転車で馴染みの銭湯へ。その後、地下街にある何時もの居酒屋へ。何も言わずに出てくる”いつもの”で一杯をひっかける。

家に戻ると、読みかけの本の続きを読んで、眠くなると電気を消して眠りにつく。

この同じに見える生活の繰り返しは、人によっては退屈だと捉えるだろうが、この生活こそが彼にとっては不必要なものを削ぎ落した結果。それで得れた「心地の良い」生活なのだ。

アナログな生活の理由を考察

平山は意図してアナログな生活をしている?デジタルな物を避けているというよりは、「流れに身を任せて」生活していたら、結果的にアナログな物が残っただけなんだと考察。

平山の生活にはデジタルな物はあまり無い車で聞くカセットテープ。最近では、CDプレーヤーすら装備されている車が無い時代にカセットプレイヤー…

カメラもデジカメやスマホを使う訳でもなくフィルムカメラを使っている。部屋には、カセットレコーダーは有るがテレビは置いていない…と思う。照明スタンドもレトロな感じが漂う代物。

ガラケーを持っていたのが意外…ひょっとすると固定電話も無いのかもしれない。色々と勝手な想像が働きます。

プライベートの移動は自転車。自炊している様子はなく、外で居酒屋と休日に馴染みのスナックで済ませている。唯一、遅く帰った日に賞味期限切れっぽいカップラーメンを食べるぐらい。

自分のルーティンの中にデジタルな物、便利な物を使う必要がないだけ。デジタルに溢れる現代社会とは、別の世界を生きているかのように。

『今度は今度、今は今。』の意味を考察

妹の姪っ子・ニコ(中野有紗)が家出をして平山を頼ってきた時、銭湯に行くのにも自転車で移動。ニコが橋の上から川を見て、海に向かってることを知る。海に行きたいと言い出すと…

『今度ね』と平山が返す。ニコが『今度っていつ?』と聞くも、『今度は今度、今は今。』と返す。

そんな時が来ればねって感じの自然と出た言葉。そして、先のことは分からないから約束はしない。今、この瞬間を大切にしているからこそ出た言葉だと考察。

ニコが行動しないとその時は来ない感じ。やっぱり、流れに身を任せるままな平山。

空と木と木漏れ日が…

平山(役所広司)には、些細だが楽しみがある。

朝、家を出る時には必ず空を見上げて微笑む。家の周りやお昼を食べる神社の木や木漏れ日に癒されるように毎日を過ごす。嫌な事があっても朝目覚めたらリセット出来ている。

神社の境内の木の根っこに生えた小さな芽。住職に会釈して慣れた手つきで持ち帰る。自宅で水をやっていた植物もそうやって集めてきたもの。

コンビニで買ったサンドイッチを食べながら木漏れ日を撮影。目で被写体を合わせるでもなく、自分の感覚でシャッターを押す。現像して残す写真と破り捨てる写真をその瞬間に見極める。

この自然と調和している暮らしは、他の人に割り込まさせない自分だけの時間、世界である。人が見ると些細で退屈な事柄も平山にとっては、幸せに満ちた時間なんだと感じました。

本と音楽

彼は、馴染みの古本屋で気になる本を買っては読み漁る日々を送っている。時として、自分が進むべき道を確かめたり、知識を得る満足感に浸れる時間に幸福感を得ているように感じる。

寝る前の読書は、周りの雑音も気にならずに淡々と読み進め、眠くなったらそこで終える。自分の気の向くままに本と向き合っている。人が介在するとこの時間も得られない。

平山が読んでいる本に関心を示したのは、妹の姪っ子・ニコ(中野有紗)。『11の物語』を読んで『ヴィクターになっちゃうかも』と毒づく。ヴィクターは、母親の干渉を嫌って殺してしまいます。

朝の出勤時に車で聴く音楽も彼の心を豊かにしている。彼が聴く洋楽は、通時間を有意義なものにしている。私は残念ながら、知らない曲が多くアプリで曲名を確認していました(笑)それでも流石に1曲目と2曲目は聴いた事がありました(笑)

他の聴いた事がない曲も、平山の世界観に浸っているせいか、心地が良く、心に沁みていくのは分かる。こういう時間って実は贅沢なんだと思わせてくれた。

時間に余裕もなく、人とのしがらみや付き合い、自分を犠牲にして成り立っている生活。生き急いでいるかのような環境で生活している自分が少し嫌になる…

平山の聴く音楽に反応したのが、同僚のタカシ(柄本時生)が思いを寄せているアヤ(アオイヤマダ)でした。レドンドビーチという曲を気に入りました。

ラストシーンを考察

ラストシーンは圧巻でした本編の1時間56分過ぎから始まる平山を演じる役所広司の表情を長回しで撮影。笑みを浮かべたり、泣き顔に変わったり、まんざらでもない表情を繰り返す。

今まで歩んできた人生の瞬間瞬間を表しているかのように次から次に表情を変えていく。幸せだったと満足してるような顔、親や兄妹との関係性に少し後悔しているような顔、悲しい顔をしたり… 

でも、自分が望んで得た今の生活や環境。そして、生き方。「流れに身を任せて」生きてきたからこその日々。だから、後悔も否定もしたくない。そんな感じ。

この積み重ねた「完璧な日々」が、彼にとっては「心地良さを求めて」得られたこだわりの生活。このこだわりの連続が彼にとっての「PERFECT LIFE」になっていくんだと思えました。

また、ゆっくりとした時間を求めたい時に、この映画を観ようと思っています。

以上が、映画【PERFECT DAYS】の考察とまとめでした。

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総合評価&あらすじ

あらすじ

東京渋谷の公衆トイレの清掃員、
平山は押上の古いアパートで一人暮らしている。
その日々はきわめて規則正しく、
同じことの繰り返しのなかに身を置いているように見えた。
ルーティンは孤独を遠ざけるものかもしれない。
けれど男のそれはどこか違ってみえた。
夜が明ける前に近所の老女が掃除する竹ぼうきの音が響く。
それが聞こえると男はすっと目をあける。
少しのあいだ天井をみつめる。おもむろに起きあがると薄い布団を畳み、
歯を磨き、髭を整え、清掃のユニフォームに身をつつむ。
車のキーと小銭とガラケーを
いつものようにポケットにしまい部屋をでる。

ドアをあけて空をみる。
スカイツリーをみているのか。光を見ているのかはわからない。
缶コーヒーを買うと手作りの掃除道具をぎっしり積んだ
青い軽にのって仕事へむかう。
いつもの角でカセットテープを押し込む。
カーステレオから流れてくるのは
The Animals のThe House of Rising Sun。

いくつもの風変わりなトイレを掃除してまわる。
その日はひょっとすると声をひとつも出していないかもしれない。
掃除を終えると夕方にはあのアパートに戻る。
自転車に乗り換えて銭湯へゆき、
いつもの地下の居酒屋でいつものメニューを頼み、
そして寝落ちするまで本を読む。
そしてまた竹ぼうきの音で目をさます。
男の人生は木のようだった。
いつも同じ場所にいて動かない。

同僚のタカシのいい加減さをどうして憎めないのか。
いつものホームレスの男が気になる。
清掃のあいまに見つける木漏れ日が好きだ。
フィルムを現像してくれるこの店はいつまであるだろうか。
銭湯で出会う老人が愛おしい。
古本屋の女性の的確な書評を聞くのも悪くない。
日曜だけ通う居酒屋のママの呟きが気になる。
今日はあいにくの雨だ。それでも予定は変えない。
そんな彼の日々に思いがけない出来事が起きる。
そしてそれは彼の今を小さく揺らした。

PERFECT DAYS 公式

スタッフと主要キャスト

みんなの評判は?

まとめ

映画【PERFECT DAYS】の考察とまとめについて解説しました。

今回紹介したのは、下記の「6」です。

1.平山のルーティーンを考察
2.アナログな生活の理由を考察
3.『今度は今度、今は今。』の意味を考察
4.空と木と木漏れ日が…
5.本と音楽
6.ラストシーンを考察

ん~結構ジーンとしたなぁ~
もう一度見てみたいなぁ…

というあなた…!

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