映画【木の上の軍隊】撮影秘話まとめ|ガジュマル移植・木の上撮影・伊江島ロケの裏側

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映画【木の上の軍隊】では、2人の兵士がガジュマルの木の上で過ごす場面が強く印象に残ります。
実はこの木は数カ月かけて整えられ、樹上撮影には可動式の枝やクレーンも使われていました。
今回は、伊江島ロケの裏側や堤真一さん・山田裕貴さんが語った現場の撮影秘話をまとめます。

木の上のガジュマルは撮影のために数カ月かけて作られていた

重要な舞台となるガジュマルの木は、伊江島のミースィ公園で撮影用に整えられました。
もともとあった木に加えて、もう1本のガジュマルを移植し、2本を根付かせることで樹上空間を作ったそうです。

ここまでして木そのものを整えていたと知ると、映画の中でガジュマルが特別な存在に見えてきます。

堤真一さんも、「この木は自分たちを守ってくれる、もう1人の登場人物のようだった」と語っています。

伊江島で使われた場所を詳しく見たい方は、ロケ地記事もあわせてどうぞ。
映画【木の上の軍隊】ロケ地はどこ?伊江島・沖縄の撮影場所を場面ごとに紹介

木の上シーンは可動式の枝で撮影されていた

2人が樹上に隠れる場面では、下からも横からも姿が見えないことが重要でした。
そのため撮影では、抜き差しできる可動式の枝が使われています。

寄りの画を撮る時は枝を外し、クレーンでカメラを入れる工夫がされていました。

画面では自然に見えていたシーンも、裏側ではかなり細かな工夫の積み重ねだったことがわかります。

スタッフも6〜7人で木に登って撮影していた

堤真一さんによると、撮影時には6〜7人ほどのスタッフが木に登っていたそうです。

俳優は比較的安定した位置にいた一方で、スタッフは細い枝の上を移動しながら、さまざまな角度から撮影を行っていました。

樹上撮影そのものがかなり特殊な現場だったことが伝わるエピソードです。

山田裕貴さんは木の上に順応していった

山田裕貴さんは、最初は登るのも大変だったものの、3〜4日すると自然に登れるようになったと話しています。

木の上には次第に自分の落ち着く場所ができ、最終的には「ここで寝られる」と感じるほどだったそうです。

木の上が少しずつ日常になっていく感覚は、そのまま安慶名という役の変化にも重なって見えます。

堤真一さんも木の上で居心地の良さを感じていた

堤真一さんは、美術スタッフが少しずつ生活感を加えていくことで、木の上が落ち着ける空間になっていったと語っています。

「隠れている限り安全な場所なので、居心地のよさを体感できた」

植えた木が根づき、葉が増えていく様子を見ながら、「幸せだな」と感じた瞬間もあったそうです。

お二人の話を聞くと…自分も一度でいいから登ってみたいと思ってしまいます。

伊江島ロケでは台風4つを避けて撮影できた

撮影は実話と同じ伊江島で行われました。

堤真一さんによると、撮影期間中には沖縄周辺に4つの台風が発生していたものの、直撃を受けず予定通り進んだそうです。

偶然とはいえ、こうした天候まで含めて作品に不思議な巡り合わせを感じます。

ご本人自身の言葉で語られると、現場で感じていた空気もより伝わってきます。

クラシンジョウ ガマで山田裕貴さんが感じたこと

安慶名が逃げ込むガマとして登場するのが、沖縄本島のクラシンジョウ ガマです。

山田裕貴さんは、「当時、多くの人がここに隠れていたと思うと歴史の重みを感じた」と話しています。

実際の場所で撮影したことで、単なるロケ地というよりも、その場に残る空気を受け取りながら演じていたことが伝わってきます。

劇中では短い場面でも、こうした背景を知ると印象が少し変わって見えてきます。

平一紘監督が見た2人の演技

平一紘監督は、現場に入った2人を見て「当時の日本兵がその場にいるようだった」と感じたそうです。

もちろん実際の日本兵を見たことはないとしながらも、それほど二人が役を作り込み、その場の空気を作っていたと語っています。

山下と安慶名の立場が少しずつ逆転していく流れも、2人が絶妙なバランスで演じていたと振り返っています。

監督自身も、毎回どんな芝居が出てくるのか楽しみにしていたと語っていて、木の上という限られた空間でも細かな変化を見ながら撮影していたことがうかがえます。

静かな場面が続く作品ですが、そうした積み重ねが二人の距離感や空気を支えていたのかもしれません。

よくある質問(FAQ)

Q1. 木の上のシーンは本物の木で撮影されたのですか?

はい。伊江島のミースィ公園で実際のガジュマルをベースに整えられました。

Q2. 撮影で使われた木は今も見られますか?

モデルとなった実際のガジュマル「ニーバンガズィマール」は現在も近くに残っています。

Q3. 木の上撮影は危険ではなかったのでしょうか?

可動式の枝や安全確認を行いながら、スタッフも木に登って撮影していました。

みんなの評判・感想は?

まとめ

撮影の裏側を知ってから見ると、木の上で流れる静かな時間にも別の重みが感じられます。
ガジュマルの木そのものが物語を支える存在だったことも、改めて印象に残ります。

実際に伊江島で木を整え、俳優も長時間その上で過ごしながら撮影していたからこそ、あの空気感が生まれていたのかもしれません。

静かなやり取りの中にある緊張感も、撮影秘話を知るとまた違って見えてきます。

実話との違いやラストの意味については、こちらで詳しく整理しています。
映画【木の上の軍隊】実話との違いとラスト考察|「そろそろ帰ろうか」に込められた意味

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