映画『渇水』は、「孤狼の血」シリーズ等を手掛けた白石和彌監督が初のプロデュースを担当した作品です。脚本家の宮藤官九郎などの話題作で助監督を務めた高橋正弥が監督しています。
🔔『#渇水』ムビチケ発売中
— 映画『渇水』公式 (@kassui_movie) April 14, 2023
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
本日より前売券の発売がスタートしました
ぜひチェックしてみてください✨
▼カード券https://t.co/KTnToNQ98I
※特製リバーシブルしおり付き
▼カード券販売劇場https://t.co/XDKwZAuqEx
▼オンライン券https://t.co/ClSj4badsx pic.twitter.com/Gi6IdneKe6
映画【渇水】の原作小説と映画の違いについて解説します。
今回紹介するのは、下記の「3点」です。
ラストシーン
原作の小説では、小出の姉妹は自殺して物語が終わります。何とも衝撃的なラストです。一方で、映画では児童相談所から抜け出して、プールに飛び込むところで終わります。勿論、生きています。
何故?ラストシーンを変更したのか?
インタビューで髙橋正弥監督が答えています。『原作のままだと非常に悲しく、最後も衝撃的な結果になるのを避けたかった。』と。ご自身にも娘さんが居てたのも関係したのではないでしょうか。映画は、希望に繋がる内容にする為の変更だったようです。一人の親としての判断。凄く分かります。
また、結末を変更する前に原作者・河林満さんのご遺族にも了承を頂いたとの事です。最後が生と死では、まったく別物になってしまいますからね。原作が発表されてから30年近い月日が流れているのも影響があったでしょうね。故人の作品を世に広めたいとの遺族の思いもあったのだと想像します。
ただ、ラストが変更されても非常に重い内容の映画に変わりはありませんでした。特に、母も育児放棄で電気もガスも水も無い生活の姉妹。母から渡された小遣いも使い果たして、自販機の小銭を拾ったり、スーパーで万引きしたりと子供が必死にもがきながら生活している様は、見ていても悲しくなるシーンでした。そういった点では、ラストに少し希望が持てたのは救いに感じました。
撮影秘話
実は雨が多かった…
渇水を題材にした映画を撮影しているのに…雨が多かったそうです。何とも皮肉ですね。姉妹役の二人が晴を願って”てるてる坊主”を作ってくれたとか。如何にもうだるような夏の天気が映っていたのも、実は裏では必死の願いが叶っていたんですね(笑)
:::::
— 映画『渇水』公式 (@kassui_movie) May 4, 2023
【撮影現場について】
:::::
『渇水』という映画ですが
撮影中は、雨が降っていることが
多かったそう
晴れてほしい大事なシーンの撮影では#白石和彌 さんが晴れ男の力を
発揮していたそうです#渇水制作秘話#渇水
𝟔.𝟐 𝐅𝐫𝐢 pic.twitter.com/2tyAfXQbjR
メイクで渇きを表現
画面でアップになった生田斗真の肌が俳優なのに綺麗じゃないなぁ~って思って見ていました。わざわざ、特殊メイクしていたみたいです。演出として、渇いた感を出すためとか。そういう風には思いませんでした… 他のドラマや映画もこんな肌やったかなぁ~?の感想でした。
もう一つ気になったのは…主人公の喫煙シーンが多すぎる点です(笑) 途中で何本吸ったか数えてみようかと思うぐらい。コレも渇いた演出の一つだったのかは不明…
::::
— 映画『渇水』公式 (@kassui_movie) May 25, 2023
【岩切のメイクについて】
::::
孤独を抱えた水道局員という役柄の#生田斗真 さん
渇いた表情を演出するため
肌の表面がボコボコして見えるような
特殊メイクをして撮影しました
細部までこだわった映像を
大きなスクリーンでご覧ください。#渇水制作秘話#渇水 pic.twitter.com/QYj25XZYM5
脚本を渡さずに撮影
姉妹役の二人には、撮影で子供らしさや感じた事を大事にするのに、脚本を渡さずに撮影ごとにシーンの説明をしていたそうです。撮影方法も姉妹には順撮りで対応。水の無いプールで、はしゃいでいる様子から段々と苦しい生活になっていく過程、表情が少しずつ暗くなる感じ、髪の毛もボサボサに伸びているのが凄く自然に感じたのはそういう訳でした。
短い期間の撮影とはいえ、序盤から終盤では姉妹の顔つきが違ってくるのが分かったと髙橋正弥監督も驚いていました。ずっと見ていると変化も感じるんですね。
『#渇水』ストーリー ②🚰
— 映画『渇水』公式 (@kassui_movie) April 17, 2023
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
岩切(#生田斗真)は滞納家庭で暮らす
幼い姉妹と出会う。
父親は蒸発し、母親(#門脇麦)は家を空けがちになり
帰って来なくなってしまう。
家に二人きりでとり残された姉妹にとって
”水”は最後のライフラインだった。
𝟔.𝟐 𝐅𝐫𝐢 pic.twitter.com/Y97xSWfaXW
その他まとめ
30年前に書かれた原作
河林満さんが第70回(1990年)の文學界新人賞を受賞してから30数年後の映画化。ご友人が髙橋正弥監督に持ち掛けました。東日本大震災の少し前の頃でした。及川章太郎さんと共同で脚本つくりを始める。中々、映画製作に応じてくれる所が無くて時間が掛かったようです。
小説が発表されたのはバブル絶頂期。その頃だと、貧しい人も少ない印象があるが…それでも貧困な生活の人は居てたはずで、今の方が更に表面化されているとも言います。この作品の持つ意味は、30年前よりも大きくなっているのかもしれません。
停水執行
現在では、水道局の職員が停水執行するケースは少なくなっているようです。民間に委託しているのだとか。映画のベースになっている部分なので変更するか悩んだそうです。でも、主人公の設定を変更するとストーリー的にもややこしくなるとの事で原作通りにしているそうです。
また、あくまでも規則に従って業務を遂行しているので、その方達の印象が悪くならないように苦心もされています。止めたくて止める人はいないでしょうから。
原作では多摩だった
原作での背景は、多摩でした。ロケの選定で撮影環境の良い前橋市に協力を得たので背景地が変わりました。夏の暑さが厳しいところも条件の一つ。
姉妹のプールのシーンは、足利市の旧西高校でした。ドラマや映画、バラエティーと学校モノのロケでは有名な場所ですね。
🎥#足利市 ロケ作品🌀
— あしかがフィルムコミッション (@ashikaga_eizou) June 2, 2023
\6月2日(金)公開/#映画『#渇水』🫧
【ロケ地】#旧西高#ユナイテッドシネマアシコタウンあしかが でも上映されます👀
詳しくはこちら🔻https://t.co/u5uYBFa3fh#生田斗真#磯村勇斗#門脇麦#山﨑七海#柚穂#足利市MBS財団撮影支援室#あしかがフィルムコミッション pic.twitter.com/iecIEhyXIh
以上が、映画【渇水】の原作小説と映画の違いでした。
ふ~ん…? そんな違いがあったのかぁ~
ん~もう1度見てみたいなぁ…
というあなたへ…
映画【渇水】を今すぐ、実質無料で見ることができる方法をご紹介します。
※最新の配信状況は各動画配信サービスで最終確認をお願いいたします
おすすめ動画配信サービス【実質無料】
下記の「動画配信サービス」なら、
映画【渇水】を実質無料で見ることができますよ。
「Prime Video」で今すぐ視聴できる!
対象のアニメ・映画・ドラマがぜーんぶ見放題!
いま観たい話題作も、あした観たい名作も。
Prime Videoのプライム会員特典対象動画が見放題。
30日間のAmazonプライム会員無料体験中はいつでもキャンセル可能
月額600円の「プライム」に登録すると
さらにエンタメだけじゃない。
プライム会員なら便利な配送特典や1億曲がシャッフル再生できるAmazon Music Prime、容量無制限のAmazon Photosも利用できちゃう。ね?お得でしょ?
クリックすると「Amazon Prime Video 公式HP」に移動します
無料体験はいつ終了するかわからないのでお早めに…
※30日間の無料トライアル中で解約しても料金はかかりません
印象に残ったセリフ・シーン
印象に残ったセリフ
「水だって本当はタダでいいんじゃないですかね?」
太陽も空気も無料であることから、後輩の木田(磯村雄斗)から出たセリフ。日照りが続いて水不足で給水制限もしている中で、水道を止めるのは弱い物いじめだと仕事の不満が口に出る木田。如何にも、言い分は的を得ているようにも聞こえます。
でも、太陽も空気も無料なのは人が絡まないから…って思ってしまいました(笑)
印象に残ったシーン
「姉妹が水のないプールでシンクロごっこをしているシーン」
物語が全体的に重ぐるしい展開。映画の序盤で姉妹達のあどけなさ、可愛らしさが表現されたシーン。生田斗真さんも『すごく輝いて⾒えて、今でも鮮明に覚えています。』とコメントしていました。更には、本当に水が見えるような気がしたと絶賛。
髙橋監督も、このシーンが姉妹の撮り始めで上手くはまったと感じたそうです。
みんなの評判は?
原作からラストを変更した点が概ね賛同している感じでした。そうでなくても姉妹のセリフが切なくて悲しいシーンも多かったですから…
『#渇水』渇ききった心に滝のように水を浴びる終盤の展開は、流れを変えなくちゃという水道局員岩切の忸怩たる想いが一気に伝わる。また、原作の死を選ぶラストではなく、希望を感じさせる改変も正しい選択であるように感じた。一見地味な題材も演技力のある役者を配したことで成功している。 pic.twitter.com/Kk16qGwBVu
— 映画はディナーの後で🌴☀️ (@dream_high777) June 8, 2023
映画「渇水」をDVDで観た。重い作品だった。料金を滞納しているという理由から水道を停止する公務員。やり切れない業務だ。貧富の格差をいやというほど思い知らされる。映画のラストでは、残された子供たちのため、そして地域のために停水していた水道栓を開けてまわる主人公。スカっとする終わり方だ
— Shinwa2 (@Shinwa2) March 12, 2024
夜勤明け。一睡もせず、映画を観に。[渇水]。何故、今。の心境で、観てると、子役のセリフに、泣いてしまった。切ない思い。今日も良い映画をありがとう。もう~17時になる、仕事で疲れているはずなのに、何故。ここでも
— 今に生きる (@teIVS94XPPIbCIn) June 4, 2023
まとめ
映画【渇水】の原作小説と映画の違いについて解説しました。
今回紹介したのは、下記の「3点」です。
ふ~ん…? そんな違いがあったのかぁ~
ん~もう1度見てみたいなぁ…
というあなた…!
Amazonプライムビデオで今なら実質無料で見れますよ
※最新の配信状況は各動画配信サービスで最終確認をお願いいたします
今すぐ視聴できる! 「Prime Video」
→Amazonプライムビデオ「30日間無料体験」はこちらクリックすると「Amazon Prime Video 公式HP」に移動します
無料体験はいつ終了するかわからないのでお早めに…
※30日間の無料トライアル中で解約しても料金はかかりません
コメント