映画【アナログ】 ネタバレ 撮影秘話まとめ

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映画【アナログ】の撮影時における撮影秘話について記事にしています。映画製作のきっかけや蕎麦打ちシーン、長回しの撮影手法、二宮和也さんの涙のシーンなど、現場での様子が分かると思います。知った上でもう一度視聴されると新たな気付きもあり楽しめると思います。

映画【アナログ】の撮影秘話について解説します。

今回紹介するのは、下記の4点です。

1.二宮和也さんの撮影秘話とは?
2.波留さんの撮影秘話とは?
3.タカハタ秀太監督の撮影秘話とは?
4.小ネタ その他

二宮和也さんの撮影秘話とは?

脚本を読んだ時の感想

製作の初期段階でタカハタ監督と話し合ってきたことがあるそうです。それは、原作者のビートたけしさんをリスペクトしようと。

それには、北野武との違いを明確にする必要があると。作品全体の温かみや人間関係、哀愁などをどうやって描いていけば良いのかをやりとりしてきたそうです。

だから、台本を読んだ時はホッともしたそうです。これなら、たけしさんが見たかったものにも辿り着けるし、お客様にも伝わるものになると思ったそうです。

波留さんの印象は?

二面性のようなものを感じたそうです。話し方やとっさに出る言葉とか所作を見て生き方が丁寧な人だなと思う反面、おじさんのような感じもある人だと。

二宮さん的には、どちらの波留さんも居心地が良かったとのこと。根が素直だからキャラクターにも現れていたのかもしれませんね。

願望としては、家に帰ったら凄く強いお酒を飲んで、悪口なんか言いながら発散していて欲しい…なんて気持ちもあったそうです。

それぐらい、背伸びしていない感じが似合う方だと思っているそうです。

監督の印象は?

一緒に仕事した事もあってか、現場で提案しても対応して頂けるし、俳優を信頼してある程度は自由にやらせてくれる監督だそうです。

俳優が抱いているイメージを一度はやらせてくれた上で、こうして欲しいと伝えてくれるので信頼感があるのと出演者も監督の求めに応じようとする。

コメントからもかなり信頼しているのが伝わりますね。

携帯がなくても生きていける?

本作のみゆきのように、携帯がなくても平気なんだそうです。今で言うX(エックス)が出来なくなるくらい… 必要な番号は覚えているし、連絡は取れるから…と。

世の中がデジタルで合理化になっている分、アナログなものが贅沢なイメージがあるとも。

最近は、動画でも1.5倍速や2倍速で見る層が確実に増えているが、倍速で映画を観ることが出来ない映画館という空間だと贅沢だなぁというイメージを持っているそうです。

作り手側としては、きちんとした時間で「間」や「情感」を味わって欲しいと思うでしょうね。

蕎麦打ちの撮影が…

そば粉をこねて打つところから始まった撮影は、1時間半近くもあったのに…実際に使われているシーンは僅かで少し不満だった…そうです。

これ絶対に使わないとよ言いながら演じていたそうです。しかも、そのシーンにカメラを2台回していて…途中で1台の録画カードが差し替えれらて。そんな光景を初めて見た…とか。

その貴重な蕎麦打ちシーンは、みゆきさんの日記の回想シーンで使われていました。役柄と同様に器用に出来て、そこに関しては満足されていました。

監督が長回しするには、それなりの理由がありました。(そりゃ~そうですよね)そこのところは、この後に記述します。

波留さんの撮影秘話とは?

脚本を読んだ時の感想

本当に美しい物語だと感じて、現代のおとぎ話というくらいに美しいと思ったそうです。同時に、これを演じられるだろうかと不安な一面も感じていたようです。

もう、タカハタ監督と二宮さんが吹かせてくれる風に乗ろうと。その風をつかむのに必死だったそうです。(絶妙な表現ですね。)

二宮和也さんの印象は?

ズバリ!『本当におしゃべりが上手!』これは、他の共演者の方も言っていました。雑談とお芝居の切り替えも凄いようです。

黙っているところから芝居に入るよりも、助走があるような感じでセリフを言ってるだけにならないのですごく助かったそうです。

役者さんによっては、集中出来ないと思う方もいるでしょうね。そういう所も相性ってあるでしょうね。明石家さんまさんならどうなのかな?(笑)

波留さん的には、すごく楽しかったそうです。途切れない時間で繋がっている時間の中に入れて良かったようです。

監督の印象は?

あまり細かい指示は無かったそうです。印象的だったのは、「間」に関して大歓迎されたそうです。「変な間」でも大丈夫だったとか。

テンポの良さよりも、みゆきと悟の間に不思議な「間」が生まれていた。変な空気になってもむしろ構わないという感じの演出をされたそうです。

確かに、本編でもゆっくりとした時間が流れていて、2人には独特な「間」が雰囲気があって世界観みたいなのが伝わったので個人的にも良かった印象。

タカハタ秀太監督の撮影秘話とは?

映画化のきっかけ

普段、恋愛小説は読まないそうですが、”たけしさんが書かれたもの”はいつも読んでいたので読んだそうです。帯に”初の恋愛小説”も興味をそそったみたいです。

携帯で連絡を取らず、木曜日だけ喫茶店で会う男女、ある時から急に会えなくなる、という設定と展開に唸ったそうです。北野武作品との違いも感じて。

たけしさんが映画化すると思って事務所に聞くと、その予定が無いと知って… 自身が映画化の希望を伝えたそうです。

事務所から企画の許可も出た上に、『本人は何も言いません』と脚本づくりから自由に作ることが出来て…何も出来ていないところで声を掛けたのが二宮和也さんでした。

悟は二宮和也だと思った…

脚本が出来てもいない段階でも『やりたい』と二宮さん。2015年のTBS年末ドラマ「赤めだか」で仕事して、また何か撮りたいと思っていたところでの題材でした。

小説を読んでいても、いつの間にか悟を二宮さんに当てはめていたそうです。優しさもあるけど、少しやんちゃな部分があるところが悟と重なったとか。

監督がラブストーリーものを撮ると知って、二宮さんも驚いていたのではないかと。二宮さんとたけしさんが「赤めだか」で共演していたのも縁ではないかと思ったそうです。

二宮さんの涙

悟とみゆきが羽田沖の夜の海岸のシーン。飛行機が飛んでいくタイミングで2人が抱き合うことを監督が提案されて、

少し引き気味のルーズで撮っていたこともあり、二宮さんの涙が見れたのは波留さんだけだったとか。

良いシーンでした。みゆきが夜の海が好きだと語って、優しく悟と抱き合うところでバックに飛行機。これからの2人の関係を予見させて発展していくもの…だと思いました。

アナログでは、海のシーンで3ヵ所の海岸が映ります。悟の地元の羽田沖の海岸。みゆきと出掛けた千葉の海岸。そして、みゆきの実家近くの大磯の海岸。

この夜の海のシーンにも撮影秘話があります。のちほどで紹介します。

長回しの理由

幼馴染の3人が初めて揃ったのが焼き鳥屋のシーンでした。撮影初日にしては息も合っていたが、小学校からの関係の割には少し噛み合ってないと感じて、長回しで余白を撮ったそうです。

演者側もカットが掛からないからアドリブを交えて撮影に挑んでいました。みゆきの落語好きから悟に振ったのは、「赤めだか」を踏まえてのことだったようです。

監督も3人のバランスが最高だったと満足気な様子でした。

観ていても、『これ絶対にアドリブやわ~』って思いました。楽しそうにしながらも、二宮さんの目が少し泳いでいるようにも見えました(笑)

小ネタ その他

当初は竹内結子さんだった…

お亡くなりになった竹内結子さんと原作者のたけしさんがテレビ朝日ドラマの「黒い福音」で共演されて、竹内さんの演技力に魅せられていて…

映画化が決まった時に、たけしさんとタカハタ監督の間でヒロインには竹内さんで進めようとしていたそうです。

(事務所から自由にという話もあったが…ヒロインだけは竹内さんという意向があったんですかね?)

撮影初日のシーンで…

映画の撮影初日は、会議のシーンから始まる。段取りをしてテストの空気感になっているキャスト陣でしたが、監督から『本番行きます』の号令に一同が焦る。

当然、スタッフもバタバタしたようで… 本番にするならするでって感じだったそうです。

そんな感じの撮影だったので初日はスムーズに終わったとのこと。それに貢献したのが二宮さんでした。スマホを落とすシーンで…

天才的なスマホの落とし方をして一発でOKだったとか。これをリハーサルしてやると、わざとらしさが出るのでテスト無しで一発で撮ったそうです。

実は朝だったシーンとは?

悟とみゆきの羽田沖の夜のシーンは、実は朝の撮影だったそうです。え~ビックリです‼

陽がある中でも疑似的に夜景をつくる手法で「つぶし」と言うそうです。本当に夜に撮影すると、飛行機を含めて何も映らない。

もう一度観返してみると、確かに薄暗い感じだが夜にしては明るい。飛行機が飛ぶのが見えて夜景も綺麗に見えて…とても朝だとは想像が出来ません。

二宮さんも今回の映画で初めて知った手法のようで感心されていました。

ゴッドファーザー並みの尺

監督の長回しの手法でカットをかけないから…全部繋げてたらとんでもない長さになると思っていたのは、桐谷健太さんでした。

毎シーンで15分くらいは撮るので当初は戸惑いもあったそうです。慣れてくると、それ自体を楽しむ余裕もあったようでした。

ゴッドファーザー並みの尺になるだろうと思ってたら、映画本編はしっかり2時間の尺に収まっていた。…と。

以上が、映画【アナログ】の撮影秘話でした。

いや~そんな撮影秘話があったのかぁ~
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見どころ①:アナログな連絡手段

現代のデジタル全盛の時代に携帯を持たない…何時でも簡単に連絡が取れる手段を持たない。

出会った2人がアナログ的なことに価値観を感じていたから成立してました。場所と曜日だけが決まっている関係性が新鮮でした。

気になる人に会えるのは週に1日だけ。その日が来るのを楽しみに過ごす。そうやって出来上がった関係性は意外と強固な絆になる。

会えるだけでも喜びに変わる。そんな幸せの形が描かれているところが見どころ。

見どころ②:悟と2人の友人

あえて、男目線で言うと…悟と幼馴染の2人の友人との関係。日頃から悟を気に掛けていて、「幸せになって欲しい」と思っているからこその陰でフォローしてるのが男の友情。

時にはからかってみたり、ちょっかいかけたりと悪ふざけもする。時には悩みを聞いてあげたり、カラオケにも付き合う。肝心な時には、行動してくれる友人達でした。

やっぱり、気の合う幼馴染って良いなぁ~って再確認出来ました。

みんなの評判は?

まとめ

映画【アナログ】の撮影秘話について解説しました。

今回紹介したのは、下記の「5」です。

1.二宮和也さんの撮影秘話とは?
2.波留さんの撮影秘話とは?
3.タカハタ秀太監督の撮影秘話とは?
4.小ネタ その他

いや~そんな撮影秘話があったのかぁ~
ん~もう一度見て確かめてみたいなぁ…

というあなた…!

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