NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で内藤剛志が扮する高橋刑事が犯人にカツ丼を食べさすシーンが話題になりましたね。
ドラマでよく見たシーンですが…現在でもある事なんでしょうか?
そもそも、何でカツ丼なのか?
気になったので調べてみました。
実際は、取り調べ中に食べ物を出す事は禁止されています。
一体、どういう事なんでしょうか?
警察の取り調べにかつ丼は出ない
ドラマで刑事さんが取調室で容疑者にカツ丼を食べさすシーンはよく見るパターン。
現在は、禁止された行為のようです。
犯人の自白を誘導する行為として禁止されています。
ですから、他の食べ物も当然ダメでたばこも取調室内では禁止されています。
犯人の取り調べといえば…の、カツ丼。
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) March 14, 2024
高橋刑事がひとりで食べ始めたのにはビックリしましたね😅後から犯人のための特上が出てきたときには、思わずホロリ。刑事さんたち、優しくておちゃめすぎます…
今日はカツ丼を食べたよというみなさん、多いのでは?#内藤剛志 #水澤紳吾 #北斗#ブギウギ pic.twitter.com/DHYxjRk2EQ
犯人に食べさす前に先に自分が食べるという、コントみたいなオチに朝ドラの奥行みたいなのを感じましたね(笑)
しかも、特上が出るとは…
このイメージが定着した理由は?
「吉展ちゃん誘拐事件」がきっかけと言われています。
昭和38年に身代金目的で誘拐が発生。当時4歳だった吉展ちゃんが自宅付近で誘拐された事件。
この時に、当時は高価な食べ物だったカツ丼を出して自白を誘導したという話があります。
犯人の心情に寄り添いながら親身に諭しながら食べさすイメージですね。
以後、昭和の刑事ドラマではお馴染みのシーンになり、やがてはお笑いの
コントシーンでも見掛けるようになりました。
実際には、被害者は遺体で発見された悲しい事件なのですが…
支払いは誰がしたの?自腹だったの?
現在では、禁止されて行為になっています。
当時から支払いは自腹でした。
窮屈な取調室内での息抜きや駆け引きで飲食の時間があったのかも。
これだと、ドラマで勝手に特上のカツ丼が出されてのは可笑しいですけどね(笑)
生活に困窮してお金目的に犯行に及んでいるのに支払う余裕もないでしょうから。
SNSの反応も…そこですよね
今回の朝ドラの取り調べのシーンではネット民の反応も同じでした。
ビックリした!
先に食べるパターンか~
吉本ばりのシチュエーションに
笑ってしまった
犯人確保!!
— ユリオ (@yulio3) March 13, 2024
背負い投げ、手錠に帽子を…取り調べでカツ丼!!(完璧)
ってお前が食うんかい!からの特上!😭
やっとまともな刑事ドラマらしくなったね!(違)#ブギウギ
#ブギウギ
— kumi (@snowkumi) March 13, 2024
取り調べで出るカツ丼!
実際の警察では出ないというカツ丼!
高橋さんが食べるんかい!
いやオダジマの分もあった。
カツ重。しかも。
まとめ
NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で内藤剛志が犯人にカツ丼を食べさすシーンが
ありましたが、実際には、禁止されていました。
自白を誘導するという事で。食事は留置所で済ませています。
たばこも刑事が先に吸って犯人に吸わせるシーンもありましたが、アレも無い話です。
ドラマあるあるですね。刑事モノや医療モノも実際とは違うという事ですね。
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