映画【大河への道】 ネタバレ 原作との違い その他まとめ

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映画【大河への道】は、落語家の立川志の輔の創作落語を原作とし、郷土の英雄・伊能忠敬をモチーフに大河ドラマを誘致しようとしたある地方都市を舞台にしたストーリー。映画化されるにあたり、原作との相違点がありました。

映画【大河への道】の原作との違いについて解説します。

今回紹介するのは、下記の3点です。

1.原作との違い
2.時代劇への気持ち
3.大河になる人

原作との違い

立川志の輔が香取市の伊能忠敬記念館で伊能忠敬が作った日本地図の正確さに感銘を受けて落語にしました。この落語に更に感銘を受けたのが中井貴一でした。原作が落語という珍しい形で映画化されました。

大河ドラマの脚本家

原作では、大河ドラマの脚本家は若手で実績のない人でした。

映画では、真逆の大ベテランでベストセラー作家の加藤幸造(橋爪功)が脚本を担当じました。これには、実際の映画を脚本した森下佳子が、50歳で年下の人に弟子入りした忠敬とを重ねて、年輩の、人生の後半にいてるような人にしたら面白いと思っての変更だったと語っています。

原作には無かったアイテム

原作の落語には登場しなかったアイテムが草履でした。映画では、伊能忠敬は登場しません。正確に言うと、亡きがら姿でのみ登場。この草履が亡き忠敬の遺品であり、本人を代替する象徴のように登場しました。

これには、立川志の輔も『落語では絶対に表現が出来ない』と。映像というものの効果が最大化されたものでした。

更には、原作の落語と同じシーンで映画も泣けたのが嬉しかったと語っています。脚本家も認めてくれたんだと。

映画はボリュームアップ

落語からどうやって映画化するのが想像がつかなかったと語る志の輔。脚本が次から次に改稿されていき、原作には無かった視点や構成がブラッシュアップされていくにつれて脚本家の凄さを実感したと。

落語では、簡単に10年後を表現が出来る。映画でも字幕で10年後とやれば済むかもしれないが、あえて丁寧に人の気持ちや変化を描いていく手法に驚いたそうです。

遂には、原作に登場していない人物を加えたり、その人をより効果的に登場させたと、ここでも脚本家のアイデアに感心したと語っています。

実在した人

伊能忠敬や11代将軍の家斉は、実際にも実在した人物。中井貴一が演じた高橋景保(かげやす)も実在した人物でした。

江戸幕府の天文方(天体観測や測量してた)の役職をしてました。今回の映画で初めて認識した人も多いでしょうね。筆者もその1人です。

史実通りなのは…

伊能忠敬の孫・忠誨(ただのり)の日誌に、文政元年(1818年)4月に73歳で忠敬が亡くなったと記されてます。幕府に地図が納められた3年前のことです。

高橋景保(中井貴一)達が忠敬の死を公表せずに地図を完成させたのは史実の通りでした。

時代劇への気持ち

中井貴一自身が、時代劇という日本の文化、伝統を後世にも残したいと常日頃から思っていたそうで、このままでは時代劇にまつわる文化が消えてしまうとの危機感から気軽に楽しめる時代劇なら、多くの人に観てもらえるかなと模索。

志の輔師匠の落語で面白いのがあると聞き、問い合わせて演目のDVDを観る。これは面白くて是非にも映画化したいとの想いで掛け合ったそうです。

「大河への道」の道

コロナの影響もあり、映画の脚本作りに約4年、撮影も1年伸びて大変だったそうです。

志の輔師匠にお許しをもらって、時代劇と現代劇の構成で脚本化。最近は多い、タイムスリップは使わずに2つのパートを分ける案が採用。

時代劇は、日本人の所作の美しさと良心をしっかりと表現する。現代のパートは、コメディ路線でいきたいと話をしたとのこと。

裏方のつもりが…

この作品には、出演するつもりは無く、あくまでも裏方に徹するつもりだったのが、プロデューサーから『この映画には貴一さんが出演しないとダメです』と言われて出演することに。

時代劇と現代劇は同じ出演者の方が良いとのこともあって自らも出演することに至ったと。裏方の仕事もしっかりとやって、松山ケンイチには直接連絡を取って出演依頼したそうです。

脚本には、ドラマの「JIN-仁」や「おんな城主 直虎」の森下佳子を起用。

大河になる人

映画では、伊能忠敬は日本地図の完成に最後まで携わっていないから大河に出来ないとなっていますが…脚本家の森下氏に言わせると、大河の主役になるほど魅力的な人物だったと。

原作を変える訳にはいかないので、スタッフで試行錯誤して5年近く掛けて脚本を完成させました。

現在の地図と比較しても整合率が高いのは、しっかりと測量して根気良く続けたからだと分かります。

以上が、映画【大河への道】の原作との違いでした。

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印象に残ったセリフ・シーン

印象に残ったセリフ

『これより、一蓮托生でございます』

エイ(北川景子)は、幕府に忠敬が亡くなったことを伝えようとした高橋景保(中井貴一)を自分達側に引き寄せるために企みごとで半ば強引に協力させます。

エイのこの一言で、伊能隊の全員が命懸けの地図作成に変わります。

印象に残ったシーン

11代将軍の家斉に完成した日本地図を見せるシーンです。これまでの苦労や伊能の死を黙っていたことなどが巡って感動しました。

高橋景保(中井貴一)が『伊能でございます』と言って遺品の草履を出すシーンも良かった。ボロボロに履き潰された草履が如何に大変な道のりだったかを表現してくれていました。

みんなの評判は?

まとめ

映画【大河への道】の原作との違いについて解説しました。

今回紹介したのは、下記の「3」です。

1.原作との違い
2.時代劇への気持ち
3.大河になる人

あれっ…? そんなに違いがないのかぁ~

面白かったから~もう1度見たいなぁ…

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