映画【シャイロックの子供たち】ネタバレ 小ネタまとめ

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池井戸潤のベストセラー小説の映画化【シャイロックの子供たち】

映画【シャイロックの子供たち】の小ネタまとめについて解説します。

今回紹介するのは、下記の2点です。

1.映画【シャイロックの子供たち】の小ネタ
2.映画と原作との違い

映画【シャイロックの子供たち】の小ネタ

ヴェニスの商人の衣装は?

映画冒頭の「ヴェニスの商人」の舞台シーンでの衣装は劇団四季が提供しています。画面を通して見てもクオリティが高いのが分かります。中世のヨーロッパそのものって感じがしますね。

撮影に使われた銀行は?

撮影で使われた銀行は実際にあった銀行で撮影されました。タイミングが良かったのか閉店した銀行が使われていたので本物の雰囲気でした。天井の高さや蛍光灯が如何にも銀行って感じですね。受付カウンターとかは、セットだと思いますが再限度は流石です。

長原支店の支店長室

銀行の支店長室には入った事はありませんが…(笑) ドラマや映画でよく見掛けるような部屋でしたね。将棋の駒の「忍耐」が本編視聴時にも気になりました。残念ながら、最後まで正当に働き遂げる忍耐はありませんでした…

銀行内のデスク廻り

映画製作の美術スタッフさんがリアルに仕上げています。ホントに凄いですね。ココで実際に業務がなされてる感じが伝わります。役の個性まで分かるリアリティー溢れるセットですね。誰の席だったかは、リンクをクリックすれば分かります。

事件関係の資料

この膨大な紙資料もクオリティーが高いです。どうやって準備したのかも知りたくなります。この細部にキメ細かく準備するのが映画なんですね。

行きつけの居酒屋

こちらは実際にある居酒屋だそうです。撮影時に飲食するシーンは少なかったですが…美味しそうなのでカット終わりでつまんでいそうです。

映画と原作との違い

西木(阿部サダヲ)

原作では、西木が黒幕っぽい感じでした。支店内での現金紛失事件も自分で調べようと指紋検査機を使っていました。途中で失踪してしまうので最後がどうなのかは不明でした。
(あるインタビューで池井戸潤さんが、「西木はきっと死んでいると思う。」と答えています。あえて書かずにいたとのことです。)

映画では、「ヴェニスの商人」の劇場近くのエレベーターで降りてくるシーンがありましたが、不正な取引で得た事で報酬を受け取って銀行を辞めていました。地に堕ちた、堕ちていくという暗示だったように感じました。

黒田(佐々木蔵之介)と滝野(佐藤隆太)

映画では不正を働き、銀行を辞めた二人の続きが描かれていました。黒田は、ペットショップで充実した表情で働いていました。

滝野は、刑務所で任期を終えて出所します。噓みたいに家族が温かく出迎えてくれていました。

この2人は不正を働いたが、しっかりと罪と向き合って更生して、新たな生活が始まろうとしていました。映画冒頭に「金は返せば良いというものではない」とありましたが、その通りになりました。

100万円紛失事件では?

原作では、北川(上戸彩)は毎月の手取り半分を家族に渡し、本人は質素な生活をしていました。長原支店で憧れの存在の三木哲夫と付き合うようになって、彼や自分のためにお金を使うようになる。

北川のロッカーのカバンに帯封を仕込んだ半田(木南晴夏)は、三木の元恋人で北川に逆恨みでその行為に及ぶ。映画では、その背景は描かれていませんでした。半田は、退職することになります。

以上が、映画【シャイロックの子供たち】のネタバレ 小ネタまとめでした。

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作品情報

印象に残ったセリフ・シーン

「金は返せば良いというものではない」

本部検査部の黒田(佐々木蔵之介)が支店勤務時代に私的にATMから流用していました。競馬の購入資金に充ててました。競馬に勝ってATMに補填しているところを見つかり焦ります。バレていないと思っていましたが…バレていました。相手は、のちに長原支店の支店長になる九条(柳葉敏郎)でした。

長原支店で紛失した100万円事件で九条たちが身銭で補填したと見破って言い払った言葉です。

「生きていくのは大変だよな」

滝野(佐藤隆太)は、かつての支店の顧客だった石本(橋爪功)に弱みを握られていて、それを盾に10億円の融資を依頼されます。そのやり取りでのセリフがこれです。

融資に協力しないと過去の秘密がバラされると思い渋々応じます。この融資が無いと2人とも大変な事になるぞと脅しの言葉でした。

「やられたら倍返しだ」

滝野(佐藤隆太)は、石本(橋爪功)に利用されて融資に協力。騙されて不良債権になる。裏で九条支店長も絡んでいたことを知った西木が仕返しをする時のセリフ。半沢直樹の名セリフを少しアレンジ。

みんなの評判は

サラリーマンなら経験あると思いますが、上司のパワハラが酷い。観ていて胃が痛くなった方もいましたが、その感覚は凄く分かります(汗)

まとめ

映画【シャイロックの子供たち】の犯人と黒幕について解説しました。

今回紹介したのは、下記の「2」です。

1.映画【シャイロックの子供たち】の小ネタ
2.映画と原作との違い

あれっ…? そんな感じだったのかぁ
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