映画【ショウタイムセブン】 ネタバレ ラストを考察

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映画【ショウタイムセブン】は、左遷された元人気キャスターのラジオ番組に1本の電話が入り、発電所に爆弾を仕掛けたというテロ犯とのやり取りを生放送中に同時進行。スタジオにも仕掛けられた爆弾と要求がエスカレートしていく犯人とのやり取りで追い詰められていくキャスターを描いた緊迫のサスペンス映画です。

映画【ショウタイムセブン】のラストを考察について解説します。

今回紹介するのは、下記の5点です。

1.始まりは1本の電話から…
2.犯人の目的は…
3.本当のターゲットは…
4.ラストの意味を考察
5.海外テロ事件との関係を考察

始まりは1本の電話から…

国民的番組の「ショウタイム7」で人気キャスターだった折本眞之輔(阿部寛)は、自身の不正疑惑で番組を降板して系列のNJBラジオでキャスターをしていました。情熱を失い、髪もボサボサで髭も剃らずに緊張感も無い様子でマイクの前に座っていました。

時事問題を扱っていた「ショウタイム7」とは違い、今では「犬派か猫派」かを視聴者とやり取りするような番組を担当。そこに視聴者と思われた「ウスバカゲロウ」からの電話で、大和電力城東火力発電所に爆弾を仕掛けたと発言。

始めはただの冷やかしで相手にしませんでしたが、執拗に折本との会話を求めてくる「ウスバカゲロウ」にやれるもんならやってみろと吐き捨て電話を切ります。番組を続けていると地鳴り?地震?のような振動があり、スタジオの窓から外を覗くと大和電力城東発電所が爆発で火災が発生しているのが見えました。

犯人の目的は…

「ウスバカゲロウ」の予告通り、火力発電所で爆発が発生したことで折本はテロ事件だと気付く。それと同時にこれをチャンスだと捉えて「ショウタイム7」への返り咲きを画策。プロデューサーの東海林(吉田鋼太郎)に自分がテレビで犯人とのやり取りをすることを求めます。

かつて自分を左遷した東海林を信用せずに、ラジオスタジオで生放送をするようにと計算高く交渉。テレビに映るということで身綺麗にも整えてカメラの前に座る。

犯人からの要求は、大和電力社長の四方田(石丸謙二郎)に謝罪を求めることでした。6年前に拡張工事が行われた際に、父親と数人の作業員が事故で死亡。事故は表沙汰にならずに隠ぺいされてしまいます。口止め料として僅かばかりのお金が支払われただけでした。事故の半年後には病弱だった母親も亡くなってしまいます。

そして、犯人の要求は政府にも向かいます。大和電力での工事はG20サミットでの視察も絡んでいたのでした。更に大和電力と癒着の疑いがある政府。謝罪の要求は、現総理大臣の水橋総理(佐野史郎)にも及びました。

発電所に爆弾を仕掛けた犯人は、「ショウタイム7」のスタジオと折本が付けているイヤホンにも爆弾を仕掛けたと脅してきました。

脅しに屈せず、番組の人気企画「ザ・世論調査」で視聴者にリアルタイムで投票を呼びかけます。『水橋総理は謝罪をするのか?しないのか?』

そして、犯人は新たに折本が絡んでいる疑惑についても追及を始める。

本当のターゲットは…

犯人の本当のターゲットは折本でした。6年前の大和電力の事件で取材をしており、犯人の亡くなった母親からもインタビューをとっていました。真実を知っているにも拘わらず、NJBの大口スポンサーだった大和電力と与党自由党の水橋から圧力を受けて報道をしませんでした。

その見返りとして「ショウタイム7」のキャスターの座を手にするのでした。そんな折本がニュースで正義感溢れる振る舞いで報道をする姿に苛立ちを抱えていたのでした。『私たちは公正かつ公平な姿勢で、真実に、迫ります』の常套句も虚しくなる事実でした。

そして、折本が「ショウタイム7」を降板した理由。それは、製薬会社から賄賂を受け取った疑惑からでした。開発されたがんの新薬の副作用を調査して、厚生労働省がデータを改ざんした証拠を掴んだにも拘わらず追求しなかったのは、賄賂をもらったからだという疑い。実際には、受け取りはしていなかった。

そこで、スマホで録画した映像をカメラに向ける。そこにはディレクターの東海林と大和電力の四方田社長、水橋総理と折本の姿が映っていた。大和電力の事故の取材を公表しないことを条件にキャスターに抜擢するという内容でした。

ラストの意味を考察

犯人が公安に捕まり、事実を隠蔽したことを謝罪をした後、生放送された2時間に満足した様子で『最高に楽しかった』と語る折本。更には、番組の人気企画のザ・世論調査で自分自身がどうあるべきかを視聴者に問います。「LIVE(生きる)かDIE(死ぬ)」

結果が発表される直前、公安に体当たりして犯人から奪い取っていた爆弾のリモコンが折本に渡ります。拾い上げて『私たちは公正かつ公平な姿勢で、真実に、迫ります』と言って不敵な笑顔でリモコンを押すのでした。映画では、その後にどうなったかは映りませんでした。爆弾は爆発したのか?しなかったのか?

映画【ショウタイムセブン】の原作は、2013年に公開された韓国映画の「テロ,ライブ」です。こちらの映画では、多少の設定の違いはありますが、最期に爆弾のリモコンを押して爆発させて終わります。

原作ベースでは、折本がリモコンを押して爆発させた…が、正解なのでしょう。今作は、そこは視聴者に委ねるパターンをとりました。決定的なシーンですが、原作では観る人に虚無感を与えるような肝になるラストでしたが、それとは違う形をとりました。

映画【ショウタイムセブン】としては、爆発しなかったと考察します。NJBで起こった事件を他局でも報道していましたが、爆発があったのならそれが他局のニュース番組でもトップニュースになっていたはずです。 

爆発していないと考察したもう一つの理由は、ヘリからの中継画面にNJBのビルが映っていましたが、炎や煙が出ている訳でも無く、現在の街の様子的な映像として流れていたからです。

リモコンを折本に拾わせたのは、投票結果を見てリモコンを押すか押さないかで折本の覚悟を見てみようとしたのではないでしょうか。モニターには「赤のDIE」が大勢を占めていました。視聴者の判断を尊重するかのようにリモコンを押しました。その覚悟は、犯人にも伝わったのだと思います。     

海外テロ事件との関係を考察

折本が爆弾のリモコンを押した後、他局の生中継画像に切り替わります。そこで「大和電力と自由党、NJBは一蓮托生」との総理談話が発表される。ニュース画面に緊急速報のテロップが表示されてロンドンで地下鉄の爆弾テロが発生したことを伝えます。

そのニュースが終わるとPerfumeが画面に映し出され、新曲の「Human Factory – 電造人間 -」が紹介されて歌唱シーンが流れてそのままエンドロールが始まりました。

一体どういうことなのか?

今、現在の報道の姿勢、視聴者の関心ごとの変異の早さ、次から次へと画面から流れるあらゆる事実も第三者である視聴者からみれば単なる他所事だということを表したかったのではないでしょうか。

そして、ロンドンで発生した爆弾テロを起動したのは誰なのか?

実は、犯人はロンドンにも爆弾を仕掛けていた。折本が押した瞬間、その場のスタジオで爆発があると思わせておいて実際はロンドンに。そう思わせるのは、犯人の父親が事故で亡くなるきっかけがG20での視察だったからでした。

大和電力、政府自由党、NJB以外の関係者。G20参加国の中のイギリスが狙われた… そういった見方も出来るという空想的な描き方をしたかったのかも?

そう考えるとなかなか含みを持たせるようなエンディングでしたね。

以上が、映画【ショウタイムセブン】のラストを考察でした。

なるほど~そういう意味もあるのかぁ~
もう一度見て確かめてみたいなぁ…

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総合評価&あらすじ

あらすじ

午後7時。ラジオ番組に1本の電話。直後に発電所で爆破事件が起こる。電話をかけてきた謎の男から交渉人として指名されたのは、ラジオ局に左遷された国民的ニュース番組「ショウタイム7」の元人気キャスター・折本眞之輔。突如訪れた危機を番組への復帰チャンスと捉え、生放送中のスタジオに乗り込み、自らがキャスターとして犯人との生中継を強行する。しかし、そのスタジオにも、既にどこかに爆弾がセットされていたのだった。一歩でも出たら即爆破という中、二転三転しエスカレートする犯人の要求、そして周到に仕掛けられた思いもよらない「罠」の数々。その極限状態がリアルタイムに全国民に拡散されていく––!なぜ彼が指名されたのか?犯人の正体と本当の目的とは?すべてが明らかになるとき、折本が選ぶ予測不能の結末。あなたは《ラスト6分》に驚愕する。

ショータイムセブン 公式

スタッフと主要キャスト

Wikipedia

みんなの評判は?

まとめ

映画【ショウタイムセブン】のラストの意味について解説しました。

今回紹介したのは、下記の「5」です。

1.始まりは1本の電話から…
2.犯人の目的は…
3.本当のターゲットは…
4.ラストの意味を考察
5.海外テロ事件との関係を考察

なるほど~そういう意味もあるのかぁ~
もう一度見て確かめてみたいなぁ…

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